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2019 全豪オープン 3回戦 錦織 対 Jソウザ

 1月18日(土)、オーストラリアのメルボルンで行われるグランドスラム、全豪オープンの3回戦が行われます。

 

 錦織はここまで1、2回戦をフルセットで凌いだものの、ブリスベンの優勝からすると、その勢いを持続して持ってきてはおらず、苦しい戦いが続いています。

 3回戦のソウザは早いサーブと回り込んでのフォアショットに定評はあるものの、くみしやすいタイプの相手にもかかわらず、過去の対戦成績は1勝1敗と差がありません。

 また、錦織選手の試合は早い時間帯の試合開始となり、平日は特に視聴が厳しくなっています。

 

 

1stセット

 第1ゲーム、ソウザのサービス。果敢にネットに出る錦織がブレークポイントをモノにしていきなりのブレーク先行となる。

 第4ゲーム、錦織のサーブ。簡単のリターンをネットに掛け、更にはダブルフォルトで0-30となる。更にはダブルフォルトを連発し2つのブレークポイントを握られる。更に前に出てのスマッシュを放つも大きくラインを割り、ミス連発でブレークバックを許す。

 第5ゲーム、ソウザの攻め急ぎで15-30と錦織が先行するも、連続でサーブポイントを決められてキープを許す。

 ソウザは序盤から正確性を無視して一か八かの強打を連発しており、錦織が少しタイミングを狂わされている印象です。

 第6ゲーム、クロスに正確にストロークする錦織が楽にキープする。

 第8ゲーム、互いに際どいボールを拾いあう27本のラリーを錦織が取り切る。

 第9ゲーム、錦織がベースラインから中に入るプレイでポイントを先行するも、フォアの強打を連発し凌がれキープされる。

 第11ゲーム、左右に激しいラリーからのドロップショットで錦織がブレークポイントを握る。しかし強打やサーブで押し切られキープされる。

 第12ゲーム、ソウザの時間を奪う速攻で錦織がラブゲームキープでタイブレークへ。

 

 タイブレーク 左 錦織 右 ソウザ

 1-0 ソウザS ソウザのリターンが僅かにサイドアウト、ミニブレーク。

 2-0 錦織S センターのサービスを決める。

 3-0 錦織S 深いクロスを決める。

 3-1 ソウザS ソウザが引き付けてのフォアを沈める。

 3-2 ソウザS ワイドサーブを決める。

 4-2 錦織S ソウザの強打がアウト

 5-2 錦織S クロスラリーを錦織が制す

 5-3 ソウザS ワイドサーブが際どくラインに掛かる

 5-4 ソウザS センターのサービスエース。

 6-4 錦織S ソウザがリターンをネットに掛ける。錦織2つのセットポイント。

 6-5 錦織S 錦織が押されて苦し紛れのドロップがアウト。ミニブレークバック。

 6-6 ソウザS 有利なラリーから錦織のフォアクロスがアウト。

 7-6 ソウザS ソウザの強引なフォアリターンがサイドアウト、ミニブレーク&セットポイント。

 8-6 錦織S 錦織のスピンのかかったリターンをソウザがサイドネットに掛け、錦織が辛くもこのセットを取る。

 

 7-6(6) 錦織セットアップ

 

2ndセット

 第1ゲーム、錦織のサービス。やや落ち着きを取り戻した錦織がソウザを左右に振り楽にキープする。

 第2ゲーム、デュースまで持ち込むも、ソウザが食い下がるラリーでキープされる。

 第4ゲーム、深いショットで2つのブレークポイントを掴むと、クロスからのリターンをソウザがネットに掛けブレーク先行する。

 第6ゲーム、深いショットで組み立てを続ける錦織に対して、ソウザは声を荒げナーバスな姿を見せる。そしてフォアの強烈なリターンをバックハンドで返され、このゲームも錦織がブレークに成功し、2ブレークアップとなる。

 

 6-1 錦織2セットアップ

 

3rdセット

 第1ゲーム、ソウザのサービス。錦織が左右に振ると、ソウザのリターンが狂い、ここでも錦織がブレークに成功する。錦織は6ゲーム連取となる。

 第3ゲーム、ソウザのショットが徐々にずれてここでも錦織がリターンショットで厳しく攻め、これで錦織が4連続ブレークで8ゲーム連取となる。

 第8ゲーム、錦織のサービンフォーザマッチーザマッチ。丁寧なストロークでポイントを重ねる錦織。最後はラインに振ってのフォアショットを炸裂させ、錦織がストレート勝利を飾りました。

 

 6-2 錦織がセットカウント3-0で勝利

 

 

 錦織「今日の後半は感覚のよいラリーが出来た。相手の周りこみフォアにもしっかり対応できたと思う。1,2回戦が接戦だったので、今日はうまく試合を運べた。」

 

 

 

 今日は1,2回戦に比べて序盤はサーブの調子が悪く、ソウザの強打のフォアにかなりの苦戦を強いられました。

 しかし僅差の2セットを取ると、第3セットでは相手のプレイをさせながら冷静にコーナーを突き、そして課題のフォアショットのウイナーを量産しました。インタビュアーも言っていたように今日は24本のフォアウイナーを記録したと言及する通り、フォアがいつもよりも回復している事を指摘しておりましたし、試合中でもその様子が見えました。

 

 4回戦の相手はフォニーニ対カレーニョブスタの勝者です。どちらがきてもシード常連選手という事で気の抜けない試合となりそうです。

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