週末はスポーツ観戦

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世界1位2位の維持 ジョコビッチ マレー ドバイ、メキシコATP500ツアー

 昨日から本日にかけて、現在行われているメキシコオープン、ドバイオープンでのカタールオープンで凄まじい試合が繰り広げられました。

 

メキシコオープン 2回戦 ジョコビッチ 対 デルポトロ

 

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  1st 2nd 3rd 4th 5th result
ジョコビッチ  6    
デルポトロ  4    

 

 昨年のオリンピック1回戦以来の戦いで、互いに本調子とは言えない1回戦と突破しての対戦。激しい試合にならないかも・・・との予想がありましたが、そんな事はありませんでした。

 ショートポイントでこそミスが散見された試合でしたが、いざロングラリーになると互いにきわどいコースでもよく拾い見ごたえがありました。

 デルポトロのフォアは相変わらずの威力で鋭いコースに決まります。

 対するジョコビッチも粘り強く左右に散らして反撃します。

 第二セットになるとゲーム間でノーレコールやデルポコールが起こる程観客はヒートアップしました。

 そんなこの試合は第二セット、先にジョコビッチがブレーク先行するも、即ブレバとなる。しかし、第10ゲームでジョコビッチがマッチポイントを握り、デルポトロのリターンがアウトし、ゲーム終了でした。

 試合後お互いが笑顔で抱き合うシーンはとても感慨深いものがありました。

 

ドバイオープン QF マレー 対 コールシュライバー

  1st 2nd 3rd 4th 5th result
マレー 6(4)  6    
コールシュライバー 7 6(18)  1    

 過去の対決はマレーの4勝1敗ながら、マレーの勝ちは全てフルセットでの勝利と簡単にはならない試合展開が予想されましたが、まさにそのような内容の試合となりました。

 相性がよいののかマレーとのラリー合戦も全く引かないコールシュライバー。

 マレーが集中を切らしたようなリターンをするまで我慢のテニスでミスを少なくして勝機を探ります。

 マレーはミスも多く、コールシュライバーがその隙をうまく突き、かといってただ守ってるだけでもなく、強烈なリターンを角に狙ってマレーを揺さぶりました。

 そして、この試合のキーポイントの第二セットのタイブレーク。

 お互いにショートではミスはするものの息詰まるラリーで観客を虜にします。

 序盤はマレーがセットポイントを握り、コールシュライバーが凌ぐ展開でしたが、徐々にコールシュライバーが押し返し、終盤は連続でマッチポイントを取りました。

 あまりの激しい消耗戦に主審もコートチェンジコールを忘れ、16-16でコートチェンジをするという珍しい光景が(タイブレークは6ポイントの倍数でコートチェンジ)。

 その後も6度もマッチポイントを握られたマレーはその度に踏ん張り、最後はコールシュライバーのショットが大きくアウトになり、20-18の壮絶なタイブレークをマレーが凌ぎ切りました。セットを取った瞬間ガッツポーズするでもなく疲れを体じゅうで表現していたマレーが印象的です。

 そして3セット目は誰もが予想した通り、無尽蔵のマレーの体力にコールシュライバーは完全にノックアウト状態で6-1とタイブレークよりも短い時間での決着となりました。

 試合後マレーはくたくたの様子でベンチに座り込み、コールシュライバーは観客に大きな声援で送り出されました。よい光景です。

 

 尚、ドバイオープン決勝は

 マレー 対 ベルダスコ

 日本時間 3月5(日) 0;00~ GAORAスポーツ

 

 メキシコオープン決勝は

 ナダル 対 キリオスvsクエリーの勝者

 日本時間 3月5(日) 9;00? スポナビネット配信

 

 となる事が決まっております。

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