全豪オープンテニス2017 ドロー発表 各グループ展望
- Aブロック 大本命マレーに、ランキング5位の錦織が挑む構図もその他有力選手がひしめく激戦区
- Bブロック 大きな大会が強いワウリンカに、昨年後半からの好調を持続できるかチリッチ
- Cブロック ラオニッチの牙城を崩すのはナダル、、とはならないと予想
- Dグループ 組み合わせに愛された男ノーレ、、だがそこにテニスに恋する男が立ちはだかるか
お初になります。他のサイトから引っ越してきました。本日は大雪で身動きを取れませんが、真夏と言われるオーストラリアでどんな大会になるか。
スポーツ観戦を愛する、、とはいっても現地まで行くお金がなく、ケーブルテレビ契約による観戦を楽しんでいる者です。
このサイトは結果に関する考察も好きなのですが、当面は予想する事に重きをおき、その考察を楽しんでもらうためのものとして見ていただければと思います。
さっそくですが、もうすぐ全豪オーブンが始まりますが、ドローも発表になった事でブロック事に予想したいと思います!
セミファイナル前までの予想となります。
Aブロック 大本命マレーに、ランキング5位の錦織が挑む構図もその他有力選手がひしめく激戦区
大本命マレーは動かない所ですが、ここに錦織が組み込まれている事からもかなりの激戦区。
ドローは、1~4位がトップシード、5~8位がセカンドシードに割り当てられるため、1、5位と、それぞれのシードのトップ同士の選手がいる時点で非常に熾烈であります。
そして何といっても復活を期すフェデラーがかなり早い段階で当るドロー(4回戦)となります。どこまで状態が回復しているかは未知数ですが、経験値は他の追随を許しませんし、1、2回戦の様子を見なければなりませんが、手ごわい相手でもあります。
その他にもあまり注目されませんが、ベルティヒや、昨年末にパリフランス大会では好成績を収めたイズナーなどもいて気が抜けません。
個人的に気になる選手は、昨年後半にとてもいいテニスでトップ選手を苦しめた、サーシャ事、アレクサンダーの陰に隠れた兄ミーシャズべレフに注目していますね!
Bブロック 大きな大会が強いワウリンカに、昨年後半からの好調を持続できるかチリッチ
ワウリンカが本命に見えますが、ここはチリッチを本命に押したいです。
球足が速くないとはいえ、今年はサーフィスの苦手を克服してくるとみてます。それだけではなく、強烈なサーブにここ最近はストロークに粘りが出てきており、リードされても屈しない強い精神力も備えてきて非常に手ごわい選手に成長しています。
また、ワウリンカは確かにグランドスラムを3つ取っているとは言え、調子の波が激しく、ブリスベンでは錦織にあっさり敗れるなど、どうも読みにくいですね(笑)
その他でいうと、ツォンガや出場停止明けのキリオスがどんなテニスをしてくれるかにも注目したい所ですね。
Cブロック ラオニッチの牙城を崩すのはナダル、、とはならないと予想
この組はラオニッチに対抗する選手がそう多くない印象です。
昨シーズンの全豪ではマレーと死闘を演じましたが、シーズン通して安定したテニスを披露し、ファイナルではまたもやマレーと勝つか負けるかの熾烈さを極めるツアー最長時間のテニスを演じましたね。見てて痺れました。
爆発的なサーブの強さに、まだまだ改善の余地はあるとは言え、粘れるようになってきたストロークと、シーズンを通して戦える体力と、どんどん自力がついている印象です。
このグループでは9シードに落ちたナダルや、昨シーズンは割と運に恵まれて上位をキープしたモンフィス当りはラオニッチに対抗できないとみております。
それよりもどうなるかわからない、いわゆる伏兵という意味では、先ほど兄が出てきましたが、弟のアレキサンダーズべレフに注目したいですね。昨年はまだまだ精神的なコントロールがうまくいかず、どこに長所があるかが定まらないという印象でしたが、長身とそこから繰り出すサーブや身のこなしなどは将来性をかなり感じさせますし、咋シーズンはツアーの決勝でワウリンカを下して優勝してるなど、上位相手にも臆することなく向かえる所などは可能性を感じます。
とはいえ、やはりラオニッチが頭1つ2つ抜け出てる印象ではあります。
Dグループ 組み合わせに愛された男ノーレ、、だがそこにテニスに恋する男が立ちはだかるか
明らかに有力選手が少なく見えるこのグループ。
今シーズン最初の試合であるカタールオープンではまだまだ調整と見えましたがマレーと熱いバトルを見せて、少なくても咋シーズン終盤に見せた不安定さや集中力のなさをある程度は払拭している感があります。
しかし、ベッカーコーチとの契約を解消し、一度不利な状況になった時にどのように立て直すかを見ない限り、今のジョコビッチは信用ならないとみてます(笑)。
既に2つのツアーに参戦してる相変わらずの勤勉なテニスプレイヤーティエムがどこまで食い込めるかという所ですが、、
ここで、テニスに恋するイケメンプレイヤーのディミトロフがもしかしたら、、、の期待を抱かせます。一時期の不振から完全に立ち直り、ブリスベンではミスも少ないテニスでティエム、ラオニッチ、錦織と立て続けに破って幸先の良い優勝。かなりの自信をもってこの大会に挑める感じです。あとは、4回戦のジョコビッチ戦までしっかり勝ち抜けるか・・・。個人的にかなり注目しています。
以上のような形でセミファイナルまでにどんな顔ぶれになっているか、シード外の選手が活躍するか、僕の一押しのミーシャ・ズべレフは躍進するか、が焦点です。