カルロビッチお疲れ様でした 2017全豪テニスオープン 2日目
2017全豪オープンテニス2日目。
特に波乱と言える波乱はありませんでしたね・・。
その中でも、カルロビッチ対セバリョス戦が最も白熱した試合でしたね(汗)
1セット目 カルロビッチの試合にはタイブレークが付き物
カルロビッチの試合は、主にその強烈なサーブ故にラリーが続く事が稀で、割と時間のかからない試合が多いのですが、ファーストセットもタイブレークまで行った割にはさほど時間はかかっておりません。
カルロビッチは例のごとくサーブで押しまくります。
しかし、ストロークが弱く、相手のサーブに反応も鈍いです。そりゃー来月には38歳になる大ベテランですからね!むしろよくやってます。
結局、タイブレークで最後刺した形となったセバリョスに軍配が上がります。
1セットサマリー
ブレークは共に0でしたね・・。でもカルロビッチの試合は良くあるといえばそうですけどね。
2セット目 カルロビッチのサービスが入らない・・・
このセットを分けたのはカルロビッチのファーストサーブの精度。
ファーストが入れば100%のWIN成功率だったのですが、そのファーストサーブが入る確率が42%とかなり低かったため、ダブルフォルトが多く、エース数も伸びませんでした。
2セット目サマリー
3セット目 ストレート負けもあり得たものの・・
勝てるような状況になかったものの、そこはサーブという武器があり、徐々に態勢を整えていくと、フォアハンドウイナーや、得意のネット前に出るボレーも決まりだし、このセットを奪取。
3セット目サマリー
4セット目 疲れるの見えるセバリョス、サーブに力が入らず
疲れが見え始めたセバリョス。サーブが入らずダブルフォルトを繰り返します。
立て続けにブレークを取られ、一気にフルセットに持ち込まれます。
4セット目サマリー
5セット目 5時間を超える死闘、そしてカルロビッチがブレークし終戦
ファイナルセットは、ストロークで勝負しようとするセバリョスにサーブとボレーで対抗するカルロビッチの図式で、ブレークチャンスの隙もないゲームが続きます。
あっさり6-6となりますが、タイブレークがないためサドンデスです。
いつまで続くかわからない戦いを制したのは、終盤疲れが見える中でも強烈なサーブを叩き込み続けたカルロビッチでした。
ゲームカウントは22-20です・・・。本当にお疲れ様です。
途中ゲームカウント15-15でスコアも15-15となった時少し歓声が上がりましたね(笑)
5セット目サマリー
合計75本のサービスエースを打ち込んだカルロビッチがお疲れの勝利となりました。
年齢もありますので、次の戦いは厳しいものになるとは思いますが、頑張ってほしいと思います。
デビス杯での2戦目のデルポトロ戦では負けたもののストロークでもデルポトロに肉薄する良いテニスができていましたので、あの出来をこの全豪でも見せてほしい所ではありますね!