【速報中→結果】2017全豪オープンテニス F 決勝 フェデラー 対 ナダル
序盤の立ち上がりはいかに・・
1ゲーム ナダルS
最初のポイントからラリーで白熱。フェデラーがネットに掛けてしまう。
フェデラーのリターンにミスが目立ち、このセットラブゲームでナダルがキープ。
2ゲーム フェデラーS
フェデラーが受けに回り、ナダルが攻めるという展開に。この展開はフェデラーは難しくなる。
しかし、ナダルがベースラインより下がる所にフェデラーの回り込んでのフォアクロスが炸裂。
最後はフェデラーが左右に鋭いリターンでこのセットをキープ。
3ゲーム ナダルS
フェデラーのフォアがライン際を鋭く抉る。
ナダルのリターンがフェデラーの前に深く落ち、フェデラーが返球できない。
最後はまたも深く入ったサーブをフェデラーがリターンできず、このセットをナダルがキープする。
やや静かな様子見の展開になっている・・
4ゲーム フェデラーS
ナダルは下がり気味にかまえ、フェデラーのミスを誘う。
更に、長い展開に持っていきたいが、フェデラーもネットプレイを織り交ぜ、好きなようにはさせない。
フェデラーが素早い攻撃でナダルの反撃を許さずフェデラーのキープ
5ゲーム ナダルS
フェデラーの深く早いリターンを読み、ショットを叩き込むナダル。
その後もフェデラーに容易なリターンをさせない強い攻撃を見せてフェデラーを寄せ付けず、ナダルがラブゲームキープ。
まだわからないものの、流れが若干ナダルに傾きつつあるように感じるゲームであった。
6ゲーム フェデラーS
フェデラーはここを踏ん張りたい。おそらくナダルは攻めてくる。
フェデラーは左右に揺さ振るサーブに、鋭い逆クロスを放ち、ナダルに行きそうな流れを渡さない。
最後は深いショットでフェデラーがラブゲームキープをし返す。
流石に互いに勝負所で外さない凄さを見せつけている。
7ゲーム ナダルS
完璧なゲームをされたナダルはどうでるか?
ナダルのリターンが甘くなりフェデラーが難なく逆シングルボレー。
フェデラーも取りたい2ndサービスのリターンが大きくアウトする。
長めのラリーでフェデラーが鋭いライナー性のバックハンドストレートを決める。
またも長いラリーで最初守勢に回っいたフェデラーが早いリターンでどんどん主導権を奪い返し、最後はフォアハンドクロスのリターンで2本のブレークポイントを奪う。
尚も攻め続け、ナダルのバランスが崩れ強引なショットを誘いアウトになる。
神経戦から一気に勝負に持ち込んで貴重なブレークをフェデラーが握った。
8ゲーム フェデラーS
おそらくここはフェデラーは逃さないだろう。
センターにボールを集め、ナダルのリターンが甘くなるボールを全て力強いスマッシュで返す。
最後はセンターへのサービスエースでフェデラーがラブゲームキープ。
まさしく勝負所をわかってるフェデラーの真骨頂が存分に発揮されたゲームである。
9ゲーム ナダルS
しかしこんな所ではナダルは折れないはず。
最初のラリーではアウトしたものの、その後、セカンドサービスでエースを奪うなど、ここ一番であきらめない強さを見せる。
最後はフェデラーの逆を突くクロスでこのセットをナダルがキープ。
10ゲーム フェデラーSサービンフォーザセット
決めきるか?フェデラー。
前に出るフェデラーの攻めに、ナダルも対応し、スマッシュ性のフォアショットも鋭く逆クロスで抜く。
しかし、この場面でフェデラーがエースを決めて反撃ムードを許さない。
ナダルのリターンがアウトになって30-15になったが、このポイントでこのセットは勝負あり。ナダルが下をうつむいたからである。これは見逃せないポイントだ。
結局最後はエースで決めてゲームカウント6-4でフェデラーが取る。
最後の最後、30-15になった時のナダルのガックリとうつむいた表情が頭から離れない。
次のセットの入り、ナダルはしっかりサービスをキープできるかが心配される。
ナダルのメンタルが試されるセットになるだろう
1ゲーム ナダルS
最初のポイントをアウトで奪われたものの、そこからはむしろ攻めの姿勢でポイントを重ねる。
15-15でのショットでの「バモス!」にこれでいける!という意気込みを感じる。
そしてセカンドで2度目のエースを決め、気分を完全に取り戻している。
心配していたこのゲームは、ナダルが自らの積極的なプレイ(2ndのファーストサーブ攻め)で取り戻しキープした。流石である。
2ゲーム フェデラーS
ダブルフォルトに、ナダルの攻めで0-30とされる。
フェデラーが前に出てくる所をナダルが誘い込んだようにストレートで抜き、ブレークポイントを握る。
フェデラーも鋭いクロスでデュースに。
そして、リターン合戦でフェデラーのバックハンドのスライスがネットにかかりナダルがこの試合初のブレークを握る。
1ゲームのキープがかなり精神的に力を与えたとみている。
3ゲーム ナダルS
ナダルが一気に畳みかけようとする。
しかし、攻め急ぎかミスショットを続けブレークポイントを握られる。
所がそのフェデラーも、リターンが立て続けに大きくアウトになるなどピりっとしない。
お互いこのゲームが欲しいのか、ミスの多いゲームとなってしまっている。
フェデラーが苦しい体制からの鋭いコーナーへの返球でナダルのリターン甘くなった所をすかさずスマッシュヒットで再びブレークポイントを奪う。
ナダルも長いラリーでフェデラーを左右に振り、フェデラーのミスを誘う。
最後はサーブをフェデラーが狙いすましたストレートリターンを放つもアウトとなり、ナダルがキープし、3ゲーム連続で取る。
4ゲーム フェデラーS
フェデラーのリターンが大きくアウトし0-30となる。
深く構えたナダルに、サーブで前に出るフェデラーをあざ笑うかの様に裏を抜くリターンで3つのブレークポイントを握る。
2つは凌いだものの、最後は深いリターンがアウトになり、ナダルがまたもブレークで2ブレークアップとなる、4ゲーム連取を果たす。
5ゲーム ナダルS
フェデラーの回り込みのフォアクロスのウイナーでフェデラーがブレークポイントを握る。
最後はフェデラーが左右にナダルを振り、フォアハンドの深いコースを狙ったショットにナダルは追いつけず、フェデラーがブレークに成功し、ナダルの1ブレークアップとなる。
6ゲーム フェデラーS
緩急をつけてひきつけ合った見ごたえるのあるラリー。
深い返球をフェデラーが懸命に返し、最後は引き付けてのクロスをナダルがネットに掛ける。
ナダルも負けじとリターンエース。
最後は引き付けてのフォアクロスが決まり、フェデラーがこのゲームをキープ。
7ゲーム ナダルS
追いかけられるナダルは、しかし、フェデラーもフォアのショットを大きくアウトするなどし、ナダルが容易にこのゲームをキープ。
8ゲーム フェデラーS
フォアのクロスが決まるなど、フェデラーも粘りを見せてキープする。
9ゲーム ナダルSサービンフォーザセット
ナダルが攻めのテニスを見せ、一気に3つのセットポイント。
最後はフェデラーのフォアハンドがまたも大きくアウトになり、ナダルが6-3でこのセットを奪い返し、1セットオールとなる。
フェデラーのフォアハンドでの打ち上げのミスが再三見られた。
精神的にこのミスが続くようだと、フェデラーと言え自分を信じれなくなりそうではある。
このままミスを抑えれればナダルが圧倒的に優位だが・・・
1ゲーム フェデラーS
フェデラーミスが止まらず、再三のブレークポイントを握られるも、そこをこれまた再三サービスエースでしのぐ。
最後は打ち合いからのナダルのフォアがバックにかかり、辛くもこのゲームをフェデラーがキープする。
2ゲーム ナダルS
ナダルが左右によくボールを追いかけるものの、フェデラーが最後まで攻め切る。
フォアの低く鋭いライジングショットが決まり、フェデラーがブレークポイントを握る。
更に、ナダルのリターンがネットにかかり、フェデラーがこのゲームをブレークする。
1ゲーム目のキープが生きた形で、今後フェデラーが流れを形成していけるだろうか。
3ゲーム フェデラーS
速い攻めでナダルの反撃を許さない。
ネットにも出てポイントを取り、サービスエースで押す。
更に連続エースで、フェデラーが完全にこのセットの主導権を握るラブゲームキープを果たす。
4ゲーム ナダルS
ナダルは苦しいゲームになる事が予想される。
ファーストポイントはナダルがネットに掛けて首を横に振る。
フェデラーの浅いコースへのバックハンドクロスが決まる。
更に打ち合いから前に出てのフォアハンドの逆クロスがナダルの逆をつき2本のブレークポイントを握る。
しかし、ナダルも深いコースへのショットを決め、サイドへのサーブでデュースに持ち込む。
フェデラーが深いコースへのフォアハンドクロスをコーナーに決めて再びブレークポイントを握ると、ナダルもサービスエースで食い下がる。
このゲームは長くなったものの、最後はフェデラーのリターンをスマッシュでライン際に決め、ナダルがキープを果たす。
5ゲーム フェデラーS
速い攻めでラリーに持ち込まないショートポイントでフェデラーが危なげなくキープに成功。ナダルは苦しくなる。
6ゲーム ナダルS
ナダルのサーブをフェデラーが鋭く落ちるバックハンドリターンにナダルが対処できず、フェデラーがブレークし、2ブレークアップとなる。
7ゲーム フェデラーS サービンフォーザセット
ここはしっかりと取りたい所だが、フェデラーもそれほど焦ってないのか、どこかふわっとしている。
ナダルは深く構えてフェデラーの攻めを凌ぎたい所で、じっくりと攻め、ブレークポイントを握る。
しかし、フェデラーも左右に揺さ振り自分のペースを崩さない。
デュースに持ち込んだこのゲームは、最後の落としあいで、フェデラーがナダルの逆をつきネット前に落とし、フェデラーがゲームカウント6-1でセットカウント2-1と久しぶりのグランドスラム王手をかける。
フェデラーが王手を握ったとはいえ、ナダルはここから力を出せる選手。
ミスを少なく我慢できるかどうかにかかっている。
速いコートを味方につけて一気に行くか?
1ゲーム ナダルS
フェデラーの攻勢は続き、ネットに出てナダルのリターンにプレッシャーをかけてネットを誘う。
このゲーム序盤はこのセット劣勢を予感させた。
しかし、ナダルもコースに打ち分けフェデラーを揺さぶる。
最後はセンター付近でのストローク戦でフェデラーがわずかにアウトしナダルがなんとかキープに成功し、望みをつなぐ。
2ゲーム フェデラーS
ここで攻めを見せれるかナダル。
しかし、その攻めをさせじと、フェデラーはいきなり前にでてプレッシャーをかける。
フェデラーはナダルを揺さぶりこのセットを楽にキープする。
ここまでの流れだと、ナダルは「何か」を掴まないとこのまま押し切られる展開に見える。
3ゲーム ナダルS
激しい打ち合いからのフェデラーのライン際のフォアハンドがわずかにアウトになる。
その後サイドにサーブを集めフェデラーのリターンを崩し、ナダルがこのゲームをキープし、勝機を探る。
4ゲーム フェデラーS
ナダルが反撃したいゲーム。
ここでこれまで何度もあったフォアのショットが大きくアウトになり、0-30となる。
更に、左右に振ったショットから、回り込んでのフォアショットを叩き込み3つのブレークポイントを握る。
そして、ナダルのリターンにフェデラーが浅い所に放ったバックハンドが低くネットにかかり、ナダルが待望のブレークで大きく流れを手繰り寄せる。
5ゲーム ナダルS
ファイナルに持ち込むためにはここは落とせないナダル。
フェデラーのショットが立て続けにアウトになるものの、フェデラーはそれで攻めるのは辞めない。
ナダルのショットがネットにかかりデュースに持ち込まれる。
明らかなアウトのボールにチャレンジを使ったのは、息を整えたかったからに見えた。
その後、再びデュースに持ち込むも、最後はお互いにエース級のショットをことごとく拾い、ナダルが逆クロスを厳しいコースに決めてこのゲームを価値あるキープで切り抜ける。
フェデラーのリターンのエラーが多くなってきた。体力的にかなり厳しそうという見立て。ナダルが有利になってきた。
6ゲーム フェデラーS
フェデラーは攻め続けるしかない。緩めたら終わりだ。
ここでフェデラーは左右にスピードあるサーブを決める。
しかし、ナダルもコーナー際に鋭いリターンショットを放ち、フェデラーの反応が鈍ってきている。
ナダルが深く構え、いくらでも運動量を発揮できるという事を見せつける事により、これがプレッシャーになったか、フェデラーがスマッシュをミスる。
ブレークポイントを握られたフェデラーは、しかしエースでこのピンチを防ぐ。
最後もサービスエースでピンチを防ぎキープを果たす。
なんとかキープしたフェデラーだが、しかし、見立てでは動きがなくなってきたフェデラーはかなり不利になったとみる。
7ゲーム ナダルS
ナダルの運動量は落ちない。
逆に振るとフェデラーのリターンがうまく返球されなくなってきている。
最後はサービスエースで、ナダルが楽々のキープ。
セットカウント劣勢でもナダルがかなり有利になってきた。
8ゲーム フェデラーS
苦しいフェデラー。
ナダルが厳しいリターンエースを決める。
更には前に出てのフォアハンド逆クロスがアウトになり、声を出す。
エースを放つものの、ナダルの深い位置取りに浅いコースを狙いすぎアウトしデュースに持ち込まれる。
最後はナダルのリターンが大きくアウトしこのゲームをキープする。
9ゲーム ナダルS サービンフォーザセット
観客のボルテージがファイナルセットを求めている。
ナダルが着々とフェデラーを追い詰め、3本のセットポイント。
最後はフェデラーのバックハンドのショットがネットにかかり、このセット6-3でナダルが取り、2セットイーブンで2017全豪オープンテニスの決勝はファイナルセットに持ち込まれた。
両者のグランドスラムの対決でファイナルセットに持ち込まれるのはこれが2度目と非常に珍しい。
現在フェデラーがトレーナーを呼びコートを離れた。
フェデラーの疲れはかなりのものだが、あと1セットでかつ、グランドスラムの優勝という特別な物がかかってる限りは、もう1踏ん張りはできるだろう。
ただし、セットカウントが進むにつれてその元気がどこまで持つかは懸念材料になる。何故ならタイブレークがないからだ。
速めのブレークをフェデラーが決めれば、ワウリンカ戦同様、後は気力で持たせるだろうか。
フェデラーにとってはファーストブレークが鍵となる。
逆にナダルはファーストブレークを取られてもそれほど心配はいらないとみてる。
総じてナダルに分があると見る。
好勝負の結末は・・
1ゲーム フェデラーS
最初から出し尽くす必要があるフェデラー。
フェデラーの逆をつくショットに、長いラリーからのポイントでナダルが先行する。
ナダルが強烈なショットを決め2つのブレークポイントを握る。
フェデラーも中央の打ち合いからフォアのショットをライン際に叩き込む。
しかし、ラリーでのフェデラーのフォアハンドの逆クロスが大きくアウトし、いきなりナダルがこのゲームをブレークする。
このゲームを見た限りでは、フェデラーはバックハンドは素晴らしいショットを繰り出すのに対して、フォアハンドは素晴らしいショットとコントロールしきれないショットが織り交ざる。
これはこの試合一貫して見られた現象で、多分治らない。
今後バックハンドをどれだけ有効に使えるかが挽回のカギとなりそうだが、、正直厳しいだろう。
2ゲーム ナダルS
フォアを半ばあきらめたか。
このゲームはバックハンドを多用し、立て続けに鋭いポイントを決めて2つのブレークポイントを握る。
しかし、決めにいったバックハンドクロスがネットにかかり、多少の動揺が見られる。
そこを逃さず、ナダルが大きくふりかぶり、ライン際に強烈なフォアハンドショットを落とし、デュースに。
コードボールで再びブレークポイントを握るも、ナダルは容赦なく左右に振るショットを決める。
その後もライン際に鋭いショットを連発し、最後はフェデラーの「調子の悪い」フォアが大きくアウトし、このゲームはナダルが価値あるキープを果たす。
再三ブレークポイントがありながら、不安のあるフォアでブレークを逃したこのゲームはかなり厳しいフェデラー。精神的には問題ないだろうが、肉体が追いつけるか。
3ゲーム フェデラーS
フェデラーのバックハンドは相変わらずの精度と威力を誇り、彼の精神力の支えになっている。
最後も綺麗なバックハンドショットにナダルが反応できずラブゲームキープに成功する。
しかし、ここでトレーナーが入る。
右足太もも当りをマッサージしている模様。
4ゲーム ナダルS
フェデラーの鮮やかなバックハンドショットが決まり30-30に持ち込む。
更に、フェデラーの回り込んだフォアの対応をナダルはショットミスし、デュースに持ち込まれる。
更に狭いコースにバックハンドのショットが鮮やかにきまりブレークポイントを握る。
ナダルもクロスにフォアハンドウイナーを叩き込むみ再びデュースに。
お互いの速いラリーも、フェデラーのバックハンドクロスがラインを超えてしまう。
更にナダルのボディーサーブがフェデラーのバックハンドの精度を奪い、このゲームをナダルがキープする。
5ゲーム フェデラーS
短いポイントで勝機を探るフェデラー。
フェデラーのセカンドショットを狙いにいったナダルのフォアのリターンがアウトになり、このゲームをフェデラーがキープ。
6ゲーム ナダルS
最初の長いラリーは、フェデラーの美しいバックハンドクロスのウイナーを決める。
今度は一転して回り込んでのフォアを続けてナダルのミスを誘い0-30とする。
ライン際のラリーはフェデラーのフォアショットがフレームショット気味になり大きくアウト。
左に浅くついたサーブを浅いコースにフェデラーが返すも、読んでいたナダルがウイナーを決める。
更に、ナダルのショットがライン際でアウトになり、フェデラーがブレークポイントを握る。
しかし、フェデラーのリターンをナダルはためてクロスに強いショットを放ちデュースに。
フェデラーのバックハンドショットがネットをかすめてコースに入り再びブレークポイントを握る。
最後はナダルの深いショットがアウトになり、フェデラーが欲しかったブレークポイントを奪取し、イーブンに持っていく。
7ゲーム フェデラーS
勢いに乗るフェデラーはいきなりのサービスエース。
最後は2ndサーブをサイドに決めてラブゲームキープで精神的な安定をここで得る。
8ゲーム ナダルS
ここは勢いを止めないでブレークしたいフェデラー。
フェデラーの力を振り絞ったフォアに揺さ振られ、0-30と勢いそのままにリードする。
ここでナダルがプレッシャーに押されたか、ダブルフォルトで、3つのブレークポイントと絶体絶命を迎える。
この3つのポイントをエラー等でデュースに持ち込む。
そして26本もの長いラリーの応酬。共にどちらも取れそうなポイントを拾い、最後はフェデラーが見事なショットを決めて4つめのブレークポイントを握る。
しかし、ナダルもサーブでフェデラーを崩し、再度デュースに。
打ち合いのラリーでフェデラーのフォアの逆ハンドが決まり、5つ目のブレークポイント。
そして、最後は、ナダルのコーナーのサーブを浅く返したフェデラーのショットをナダルが返しきれず、フェデラーが連続のブレークを果たして、グランドスラム優勝に王手をかける。
9ゲーム フェデラーS サービンフォーザチャンピオンシップ
フェデラーが前に決めに来る所をナダルが抜く。
更にフォアハンドショットがアウトになり、0-30となる。
フェデラーがサービスエースを決めるも、ナダルがフェデラーを崩しネット際のスマッシュで2つのブレークポイントを握る。
フェデラーがセンターへのエースを決める。
ナダルは深く構える。
このゲームをフェデラーはフォアハンドの逆クロスでものにしデュースに持ち込む。
フェデラーのサーブをナダルが返せず、ついにチャンピオンシップポイントを迎える。
ここでサーブによる2度のチャレンジという事件が起きる。
フェデラーのリターンが大きくアウトし、再びデュース。
フェデラーのサービスエースが決まり、2度目のチャンピオンシップポイントを掴む。
そして、フェデラーの強烈なリターンにナダルが反応できない。
勝者 フェデラー セットカウント3-2
スコア 6-4,3-6,6-1,3-6,6-3
見事な優勝でした。
フェデラーがファイナルセット早々にブレークされ、しかもトレーナーを呼んだ時にはもう終わったかと思いましたが、本当に凄まじい精神力です。
バックハンドに頼らざるを得ない程右足が厳しくなっていたという事なのですが、最後の方はむしろフォアハンドでバシバシとウイナー級のショットを放っていました。
ですので、トレーナーのマッサージが効いたというよりは、時間の使い方で勝機を見出したという事でしょうか。
体力的にはあそこで連続ブレークしないとやはり厳しいとは感じたのでしょう。ギアの入れ方が凄かったです。
ナダルも攻めてはいたのですが、フェデラーの運動量も予想よりも落ちず、焦りによりエラーを重ねてしまいました。しかし、それでもいい試合だったとは思います。
次のグランドスラムまではかなり日が空いてしまいますが、今回の全豪はいい試合が多くとても楽しめたと思います。特にミーシャ対マレー、ズべレフ対ナダルは楽しかったです。
次のグランドスラムは再びナダルが貫禄を取り戻すか?
ジョコビッチは復活するか?
ズべレフはどんな成長を遂げるか?
そして、錦織選手はそこまで進めるか?
など、色々楽しみではあります。