CL大敗のバルセロナ エンリケ監督 試合後の対応に見える監督の資質
バルセロナでのエンリケ監督の首元が涼しくなってきました。
16/17CL パリサンジェルマン(PSG) 対 バルセロナ 詳細結果 スタッツ
これまでも監督の采配というよりも、選手個々が頑張っているという印象の強いチームでしたが、今回のように一度崩れだすとそれを立て直せないあたりに、監督としての戦術的な部分での力不足、及びリーダーシップの稀薄さが表れています。
Luis Enrique's contract renewal with Barcelona depends on him and the club will not sack him. [beIN SPORTS]
— Barça News Forum (@BarcaNewsForum) 2017年2月15日
一部、上記のように擁護する意見もあります。CLも取ってますし、ペップバルセロナをリニューアルしたという風に受けてる人もいるようですが、おそらくはかなりの少数派の意見でしょう。
Luis Enrique is making Barça a worse team with his decisions. There is no other way to put it. He makes it more difficult for the players
— migeru (@migerucb) 2017年2月15日
Luis Enrique has lost it. You can't play like this multiple times in a season & change nothing. Same mistakes over and over again #LuchoOut
— Messi World (@MessiWorId) 2017年2月14日
普通に考えればこれくらいの批判はあるでしょう。まだ可愛いぐらいと思います。
ファンがこの状況にいら立っている部分に関しては、
「あまりにも選手を固定化しすぎてる」
「前線が機能しなければ何もないチームすぎる」
「ゴメスはこのレベルでプレイするクオリティーがないのでは?」
「そもそもエンリケ監督は何かしたのか?」
一部を除けば選手の不出来よりも監督にイライラしている人が多い感じです。
そしてそれを裏付けるシーンがあります。
Luis Enrique ya ve enemigos hasta en TV3, la televisión del documental de las hienas. pic.twitter.com/pFs0wRZHFB
— Ramón Alvarez de Mon (@rdemon1984) 2017年2月14日
試合の趨勢が決まった後はチームを鼓舞するわけでもなく、ただ静かにピッチに佇み、そしてあきらめたようにベンチに下がる。かわってコーチが手を叩き選手を鼓舞する・・。この部分に関してはシメオネどころかジダン監督よりもピッチに情熱を置いていないのでは?と批判される原因となります。
そして試合終了後には、「責任は自分にある」といいながらもその権幕は怒りに満ち溢れ、感情的になっているのが露になっていました。
指揮官としての威厳やチームを苦境から救えるモチベーターとしての質は残念ながら彼からは感じません。
今シーズンはリーグ戦でも不安定な戦いを見せており、タイトルを獲得できずにシーズンを終了する見方が濃厚となってますが、来年からスポンサーになる楽天の動向を含めて、今後の展開が心配される所です。