17/18 CLチャンピオンリーグ ドロー決定
日本時間8月25(金)夜中にCLチャンピオンリーグドロー抽選会が行われました。
各グループをざっと見ていきます。
A | 突 | |
ベンフィカ | ポルトガル | 40 |
ユナイテッド | イングランド | 90 |
バーゼル | スイス | 35 |
CSKAモスクワ | ロシア | 35 |
マンチェスター・ユナイテッドにとっては格好のグループ分けとなりました。ロシアへの遠征が一苦労ですが、順当に行けば1位通過を当然しなければいけないグループ分けとなりました。
B | 突 | |
バイエルン | ドイツ | 80 |
パリ | フランス | 85 |
アンデルレヒト | ベルギー | 15 |
セルティック | スコットランド | 20 |
2強2弱がハッキリしたグループです。現状出だしが不安定なバイエルンと飛ぶ鳥を落とす勢いのパリ・サンジェルマンの対戦は楽しみの1つとなるでしょう。
C | 突 | |
チェルシー | イングランド | 70 |
アトレティコ | スペイン | 80 |
ローマ | イタリア | 45 |
カラバフ | アゼルバイジャン | 5 |
今回のグループ分けではやや激戦区となるリーグです。ポット2には相性と強さが最強ともいえるアトレティコマドリードを引いてしまいました。
ポット3からもまだチームを構築中とは言え自力があるローマです。油断はなりません。
更にはアゼルバイジャンへの遠征も控えるなど、グループ的には厳しいグループと言えるでしょう。早急にチェルシーはチームを立て直す必要があります。このグループでは1位突破がそれ程望めないです。
現時点でのチェルシーの勝ち抜けは7割程度とプレミア優勝チームとしては低い数値と見ます。
D | 突 | |
ユベントス | イタリア | 70 |
バルセロナ | スペイン | 75 |
オリンピアコス | ギリシャ | 25 |
スポルティング | ポルトガル | 30 |
2強2弱の構図のグループですが、その2強の戦力が大きく揺らいでおり、序盤戦に限れば下位2チームのCL常連チームだけに何かを起こす可能性もあるでしょう。
ブッフォンの最後のシーズンはほろ苦いものとなってしまうのでしょうか。
E | 突 | |
スパルタクモスクワ | ロシア | 50 |
セビージャ | スペイン | 60 |
リバプール | イングランド | 70 |
マリボル | スロベニア | 20 |
ポット3のリバプールが大本命と思われるリーグですが、とびぬけているとは感じません。リバプール自体が戦力が前に固まっており守備の立て直しや構築が必要です。また、引かれた場合の攻めのバリエーションが個人技頼みで波があります。
ロシア遠征も含めると、マリボルを除けば横一線と見ます。
F | 突 | |
シャフタール | ウクライナ | 30 |
シティー | イングランド | 75 |
ナポリ | イタリア | 70 |
フェイエノールト | オランダ | 25 |
第3ポットで最も実力があるナポリが入ったグループであり、シティとナポリが抜けてます。シャフタールは外国人の発掘がうまくいっておらず数年前のような勢いはありません。
また、オランダの古豪復活のフェイエノールトはその攻撃性能を生かせるかどうかにかかってきます。
G | 突 | |
モナコ | フランス | 65 |
ポルト | ポルトガル | 50 |
ベジクタシュ | トルコ | 25 |
ライプツィヒ | ドイツ | 60 |
第4ポットにライプツィヒが入り、更に他のチームもビッククラブの名前がなくかなり拮抗しています。咋シーズンベスト4のモナコは主力を大幅に引き抜かれてどれだけ補えるかにかかります。ムベッパの放出が決まればこのパーセンテージも大きく下がるでしょう。
H | 突 | |
レアルマドリード | スペイン | 90 |
ドルトムント | ドイツ | 45 |
トッテナム | イングランド | 60 |
アポエル | キプロス | 5 |
今回のグループ分けでは最も激戦となるグループ。しかしそれでもレアルマドリードは抜けています。
最近の欧州の実績ではドルトムントがトッテナムを圧倒してますが、現有戦力から見るとドルトムントをトッテナムは大きく上回っていると感じます。後は欧州経験と、ドルトムントの新監督の手腕によるでしょう。
トッテナムはホームのホワイトハートレーンが使えないハンデはあるものポジェッティーノ監督3年目の元、組織が洗練されたフィジカルモンスター集団のトッテナムがドルトムントを凌駕すると見ます。
今年のグループリーグは総じて偏ったグループが例年より少なく、均整の取れた感じとなった印象です。