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16/17CL ベスト8 ドルトムント 対 モナコ戦

 日本時間4月12日3;45分試合開始予定だった、シグナルイドゥナパークで行われるドルトムント対モナコ戦はバスの爆破襲撃により翌日に延期されました

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狙いはドルトムントであったとの報道

 当初の予定ではドルトムントのDFバルトラが軽傷で、緊急搬送されたもののすぐに帰宅したという情報が態勢を占めていましたが、その後、骨折及び破片除去による手術により今シーズン出場が難しい状況という声明が出されました。

 色々な情報が交錯した理由は、周囲を冷静にするためのものだったかと思います。情報が独り歩きしたという事も言えるとは思いますが。

 そして、犯行現場には手紙のようなものもあったとの事でこの事に関しては厳重に情報が伏せられておりますが、警察が「ドルトムント襲撃目的の犯行」と断定した事からも、そのショックぶりがうかがえます。

 

翌日開催の背景

 爆発は3度起こり、頑丈に作られた防弾バスのガラスをへこませる程の爆風で、監督選手、特に骨折を負ったバルトラにとっては、そう簡単に記憶から消す事ができない事象だったに違いありません。

 にもかかわらず、翌日に試合を組むというのは、今後のドルトムントの試合予定が詰まっている事、及びモナコの日程も考慮しての判断という事でした。

 特にドルトムントの選手の心身的な疲労は計り知れず、おそらくは翌日に行われる試合は勝負にはならないのでは?と推測されます。

 

他の試合にも影響は必至

 この日同日に行われたユベントス対バルセロナは予定通り開催され3-0でユベントスが勝利を収めました。何事もなかったように報道されてますが、欧州のニュースはバルセロナがまたもボロ負けした事よりも、このドルトムントの出来事を重く報じました。

 試合をする以前の問題ですから、そう報道されるのは当然かと思います。

 このため、マドリードに乗り込むレスターシティーや同じドイツのバイエルンも厳戒態勢を敷いているとの事です。

 

更なる情報が・・・・

 そして今日未明に、首謀者の1人を拘束したとの情報が入りました。

 その人物はイスラム信者であると報道されております。これにより、計画的な犯行。そして首謀者の1人という事から共犯で複数いたという事も当局は既に掴んでいるとの情報です。

 こうなると、話は急展開を見せると思います。

 

 それは、、

 

 本当に今日開催してよいのか??

 という事です。

 

 1人の首謀者が見つかって共犯が見つかっていないという事は、もう1人は任務を完遂するために動く公算が高いと思います。

 もちろんドルトムントもバスによる移動ではなく個々で移動する手段を取る(あるいは既にスタジアムにいるのかも)とは思います。

 いずれにせよ、試合よりも気になる事象を抱えたままの試合に多くの疑問を残す所です。

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