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錦織対チョンヒョン順延今日18;00より マレー対デルポトロ 3回戦 2017全仏オープン7日目 

 6月3(土)男子シングルスの3回戦、錦織選手の試合が行われています。

 また、注目のマレー対デルポトロの試合が丁度同じ時間に行われています。(以下選手敬称略)

 

錦織 対 チョン・ヒョン

 順調に勝ちを重ねる錦織に対して、クエリー、イストミンを下し、クレーコートでも印象的な結果を残してきている韓国のチョンヒョン選手との試合。

Chung Hyeon(チョンヒョン選手) 錦織選手の全仏3回戦の対戦相手  

1stセット

 第1ゲーム チョンヒョンのサービス 錦織は深く守りリターンに集中する構えで粘り強いストロークを展開する。するとチョンヒョンのリターンがアウトになり、ブレークポイントを握ると、錦織のストロークでバックハンドに集めると、リターンショットがアウトとなり、先のよいブレークを果たす

 第5ゲーム チョンヒョンのサービス 錦織のリターンにチョンヒョンが押され、ブレークポイントを握るも、ここからの狙いすましたショットが連続でアウトになり、キープされる

 第6ゲーム 錦織のサービス 先ほどブレークできずに流れが徐々にチョンヒョンに傾き、このセットはキープするもリターンに苦しむ場面が多くなる

 すると第8ゲーム イージーなショットアウトを立て続けにおかし、計3度のブレークポイントを握られると、錦織のバックハンドショットがアウトとなり、ブレークバックを許す

 第9ゲーム チョンヒョンのサービス。イラついた表情を見せる錦織を尻目にチョンヒョンのサーブやリターンが冴えあっさりキープする

 第10ゲーム 錦織のサービス 錦織のショットにチョンヒョンが悉くくらいつき、ブレークポイントを握られるも、ラリーからの鋭いリターンが決まるなどして辛くもキープをする

 第11ゲーム チョンヒョンのサービス まだ冷静さを保てない錦織だが、強引なショットがコート捉えブレークポイントを握ると、力のあるフォアショットを決め、終盤でブレークに成功する

 第12ゲーム 錦織のサービンフォーザセット 錦織が難しいネット際のボールをサイドスマッシュでポイントを取るも、サイドアウトやネットにかけるプレイで不利なカウントになると、リターンショットがアウトになり、ブレークポイントを握られる。

 ここを凌ぐ錦織は、しかしフォアの逆クロスをアウトにしてしまい、再びブレークポイントを握られる。

 ここでサイドに振るショットでチョンヒョンのリターンがアウトになると、サイドへのサービスでセットポイントを握る。しかしネットに出てのチャンスショットが悉く甘く、チョンヒョンにクロスで横を抜かれる。

 チョンヒョンのリターンショットがアウトになり2度目のセットポイントを握るが、今度はリターンをネットに掛けて決めきれない。

 強打の打ち合いからのドロップショットで3度目のセットポイントを握ると、最後は錦織のサービスにチョンヒョンがリターンを大きくアウトし、錦織がゲームカウント7-5で辛くも1stセットを取ります

 

 序盤は優勢にストロークを展開したものの、ミスからのブレークを許すと、そこからチョンヒョン選手が蘇り、ストロークで負けない打ち合いに錦織が痺れを切らす場面が散見され、第9ゲームからは明らかにイライラの表情を隠さない錦織。

 しかし、それでも試合から脱線しないレベルで心を押さえつけてなんとか凌ぎ切ったという印象です。

 

 錦織は1stセットを追えて着替えのためコートを一時アウトしますが、正しい判断です。まずは心を落ち着けて冷静にプレイする必要があるでしょう。

 

2ndセット

 第3ゲーム チョンヒョンのサービス 錦織が良いリターンでチョンヒョンのアウトを誘い3つのブレークポイントを握ると、バックハンドリターンが決まり、錦織が幸先のよいブレークを見せる

 第4ゲーム 錦織のサービス 調子を取り戻したと思った錦織だが、ここで甘くなったリターンをチョンヒョンにボレーショットやバックハンドウイナーなどを決められ2つのブレークポイントを握られると、錦織のリターンがアウトになり、ブレークバックを許す

 その後お互いがキープを続ける。ラリーでもチョンヒョンが錦織に全く負けないプレイを見せる。

 第9ゲーム チョンヒョンのサービス 錦織は8ゲーム目から前に出てのプレイの頻度を上げる。更に錦織の懐の深いリターンをチュンがネットに掛けて、錦織が2つのブレークポイントを握る。すると、錦織が態勢を崩したリターンにチョンヒョンがボレーをネットに掛けてしまい、錦織がまたも終盤のブレークを握る

 第10ゲーム 錦織のサービンフォーザセット 錦織が連続のサービスエースを決め、2つのマッチポイントを握ると、最後は錦織のサービスにチョンヒョンが大きくリターンアウトし、錦織が6-4でこのセットを取り、2セットアップとなる

 

 ブレークを取られた後のチョンヒョン選手には明らかに落胆が見え、プレイの精度もガタっと落ちました。錦織はこの調子でミスを減らして確実に次のセットで決めたい所です。

 

3rdセット

 第2ゲーム 錦織のサービス 錦織のフォアリターンがアウトになるなどしてブレークポイントを握られるも、フォアクロスをサイドに決めるなどしこのゲームをキープする。

 お互いにキープが続く中迎えた第9ゲーム チョンヒョンのサービス。長いラリーで打ち合う展開で、錦織がフォアのパッシングショットを決めブレークポイントを取るも、このゲームで再三見られたネットへのリターンミスを連続し、取れるゲームをキープされる展開

 このセットはそのままタイブレークにもつれ込む。

 タイブレーク(左 錦織 右 チョンヒョン→HC)

 0-0 HCS 錦織のサーブリターンがネットにかかる。

 0-1 錦織S ラリーからの錦織のリターンがバックアウト、ミニブレークを握られる

 0-2 錦織S チョンヒョンのリターンがネットにかかる

 1-2 HCS 錦織の深くコーナーをつくリターンをチョンヒョンがネットに掛ける。ミニブレークバック

 2-2 HCS 長いラリーの末錦織がバックハンドリターンを大きくアウト

 2-3 錦織S オープンコートを作ってフォアの強打を決める

 3-3 錦織S 錦織を振ってのチョンヒョンの勝負にいったサイドを狙った強打がアウト

 4-3 HCS 錦織がイージーにネットに掛けてしまう

 4-4 HCS 錦織のリターンが甘く、スマッシュを決められる

 4-5 錦織S バックハンドの強烈なリターンに錦織は反応できず、チョンヒョンに2セットポイント

 4-6 錦織S 錦織のフォアショットがバックアウトになり、チョンヒョン選手がセットカウント1-2と一つ取り返す

 

 ここにきてチョンヒョン選手のリターンの強度と1stサーブの入りが上がって、サービスゲームで錦織の対応が苦しくなってきている。第9ゲームで取れる所を取れなかったツケがこのセットを落とすきっかけとなったと感じます。

 あとは、1,2セットではチョンヒョンのサービスゲームでの2ndサーブは前に出る積極性がありましたがこれができなくなってます。これは、チョンヒョン選手のサービスの威力や精度があがってる事が原因でしょう。要注意な展開です。

 

4thセット

 第1ゲーム 錦織のサービス 錦織が力が入りすぎ次々とショットミスを犯し2つのブレークポイントを握られる。ここはチョンヒョンの力の入ったショットがアウトになりデュースに持ち込むも、チョンヒョンのリターンをネットに掛け再びブレークポイントを握らると、フォアクロスがアウトとなり、チョンヒョンに先行ブレークを許す。

 錦織はガックリと肩を落とし、うなだれる表情を見せる。かなり危険な状態に感じる。

 第2ゲームを簡単にキープされると、第3ゲーム、ボレーをボレーで返すなどのプレイを見せるも、チョンヒョンの粘りの前に錦織が先にリターンをアウトする展開が相次ぎブレークポイントを握られると、決めに行ったフォアクロスがアウトになり、連続ブレークを許す。

 ここで錦織はラケットを思い切り叩き壊す暴挙で警告が与えられ、かつ腰の痛みのためテクニカルタイムアウトを取る。

 そしてこの展開で雨が強まり、試合が中断され、この雨が止むことなく、サスペンデットで延期となりました。

  1st 2nd 3rd 4th 5th result
錦織 7 6 6(4) 0   2
チョンヒョン 5 4 7 3   1

 

 順延時間は、6月4(日)現地時間11;00(日本時間18;00)

 コート1の第一試合で行われる事が確定しました。

 

 試合展開は明らかにチョンヒョン選手のペースで、錦織の流れは最悪に近い状態でしたので、非常に助かる形でのサスペンデットになりました

 痛めた腰の具合は心配されますが、1日経ってどうなるでしょうか。チャンコーチとどのような話し合いがもたれるかも気になります。

 チョンヒョンは序盤は押されたもののあきらめずに食らいつき、3rdセットのタイブレークで凌ぎ切ってセットを取ると、4thセットは錦織選手のミスはあったものの、ストロークの部分でも錦織を凌駕しており、錦織は自分のテニスができずにミスを連発しました。

 ただ、中断で助かったという事と、セットカウントが2-1と見た目上有利ではあるものの、試合の行方は50対50と見ます。どうなるかはわかりません。それ程チョンヒョンの粘りは見事で錦織選手がイラつくのも無理はないです。

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再開後

 錦織の腰の具合は大丈夫の模様。

 第5ゲーム 錦織のサービス 簡単に30-15から、イージーなミスショットを3連続で喫し、3連続ブレークを許す事となる。

 第6ゲーム チョンヒョンのサービンフォーザセット チョンヒョンのドロップを追う事を止めた錦織は、このゲームも軽々と6-0のベーグルでチョンヒョンがセットオールとする。

 

 このセットを捨ててるとは言え、チョンヒョンも落ち着いており、反撃が本当にできるのかが気がかりな出来でした。

 

ファイナルセット

 第1ゲーム 錦織のサービス 錦織にとって「本当の意味での」仕切り直しのゲームとなる。

 ここで集中力を高めた錦織はチョンヒョンを左右に動かしネットに掛けさせ40-0とすると、チョンヒョンのサーブリターンをネットにかけさせ、ラブゲームでキープを果たす。これは流れを考えると非常に大きいキープ

 第2ゲーム チョンヒョンのサービス 錦織が集中力を高め、しぶといラリーでチョンヒョンがポイントを取れない。さらには厳しいコースのフォアクロスを決め2つのブレークポイントを握る。しかし、ここで攻めのあるショットと、2ndサーブをリターンエースをねらったが共にアウトとなる。更に、左右の揺さぶりで錦織がセンターに帰すもネットに掛け、更にサイドにリターンするもこれをネットアウトになる。

 この展開でブレークできないのは精神的にかなり厳しい。

 第3ゲーム 錦織のサービス 相手を揺さぶってオープンコートからのチャンスボールをネットに掛けるなど、ミスが目立つ。更にはリターンを大きくアウトし2つのブレークポイントを握られる。しかしここでチョンヒョンのミスに助けられデュースに持ち込む。錦織は相当にいきり立っているものの、ここではその強気が功を奏し、次々と強打を打ち、最後はバックハンドの強烈な逆クロスでキープに成功する

 頭に血が昇って精神状態がかなりハイになっているがこの試合はこのテンションでいくしかないでしょう。どうなるかはわからなくなってきました。

 第4ゲーム チョンヒョンのサービス チョンヒョンも気合が入り、アウトショットが度々出てくる。すると2ndサーブをワイドリターンで返すと、チョンヒョンがネットにかけて、まっしても2つのブレークポイントを握る。

 ここでチョンヒョンは前に出てのボレーで切り返すが、またも2ndサーブを錦織がリターンエースを決め、待望のファイナルセットの先行ブレークを握った

 第5ゲーム 錦織のサービス 激しいラリーからのドロップショットや、ノーバウンドリターンなど勝負所で多彩なプレイを見せる錦織。そして一転しての粘りのリターンで40-15とすると、ドロップ合戦でネットに出てのボレーを決め、ブレークを完了させる大きなキープを果たす

 第6ゲーム チョンヒョンのサービス 錦織がよいリターンでチョンヒョンにプレッシャーをかけるも、サーブ精度が衰えず、このゲームをキープする。

 第7ゲーム 錦織のサービス 深いショットで2つのミスを誘い、サービスエースで40-15とすると、チョンヒョンのリターンエースがサイドアウトとなり、キープを果たしゲームカウント5-2と精神的に追い詰める態勢が整う

 第8ゲーム チョンヒョンのサービス チョンヒョンはあきらめないプレイを見せ、強烈なサーブでショートポイントでこのセットを楽々とキープする

 第9ゲーム 錦織のサービンフォーザマッチ 最初のポイントはヒョンがサイドにきわどいショットを決めると、次のポイントは前に出た所をサイドに抜かれて0-30と不穏な空気が。

 ここでサービスで崩し15-30とする。

 更に強いリターンを打ちプレッシャーをかけて30-30とする。

 チョンヒョンがリターンエースをねらうと錦織がオープンコートを作られ対応できず、ブレークポイントを握られる。

 すると、チョンヒョンの左右のリターンについていくのがやっとで、リターンを返せず、この土壇場でブレークを奪われてしまう

 このブレークはかなり効くブレーク・・・錦織はクオリティーを保てるか。

 第10ゲーム チョンヒョンのサービス お互いのリターン合戦で30-30とすると、サイドへ角度のあるリターンでマッチポイントを握る

 すると、最後はダブルフォルトという意外な形と突然ともいえる勝利を錦織が収めました

 

  1st 2nd 3rd 4th 5th result
錦織 7 6 6(4) 0 6 3
チョンヒョン 5 4 7 6 4 2

 

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 凄まじい神経と体力をすり減らそう壮絶な試合だったかと思います。

 チョン選手は度々ピンチになっても強気のショットを忘れず、前に出るプレイで最後もダブルフォルトとなってしまいましたが、攻めた上でのダブルフォルトだったからか、試合終了後、悔しい終わり方にも拘わらず錦織と笑顔で握手をする当り、選手としての素養は良い物を感じます。

 錦織選手は、とにかく勝つ事に集中し、第4セットは捨て、第5セットでギアを入れ替えて何とか勝利を物にした感じでした。ただ、ファイナルセットの第9ゲームのサービンフォーザマッチで、ややプレイが消極的になり、カッカしてた強打をしなくなり、チョンヒョンの反撃を許しました。あの展開ならむしろ最後までカッカして行くべき展開でしたが、勝ちが目前に迫ると慎重になるのも仕方はありません。しかし、この試合に限ってはそれは隙となったと言わざるを得ません

 そして何といっても雨での順延は錦織に味方しました。ファイナルセットを戦う体力と気力を持ち直す事ができたのは1日置いたからにほかならず、昨日のままでは巻き返しは厳しかったはずで、それは本人も「ラッキー」と認めているようです。

 

 次の対戦相手はズべレフに完勝し、その後3回戦で今シーズンクレーでの活躍が光るクエバスを寄せ付けないストレート勝ちを収めたベテランのフェルナンド・ベルダスコ選手となりました。

 昨年の全仏3回戦でも戦っており、フルセットの末での勝利でした。今日の試合みたいにギリギリの勝利でした。まずはしっかり体力を回復して挑んでほしい所です。プレイ内容は試合中に随時修正していく必要はありそうです。 

 

マレー 対 デルポトロ

 マレーはまだ本調子を見せておらず、デルポトロは試合中のトレーナーを呼ぶなど怪我の状態が万全ではなく心配されるものの、3回戦屈指のビックカードとなったこの試合。

  1st 2nd 3rd 4th 5th result
マレー 7 7 6     3
デルポトロ 6(8) 5 0     0


 1stセット第3ゲーム、マレーのサービス。デルポトロは劣勢のラリーから一転してのフォアの強打2発で3つのブレークポイントを握ると、デルポトロの緩いボレーにロブで頭を越そうとするもネットすら超えず、デルポトロがブレーク先行する

 そのままキープが続き、第10ゲーム、デルポトロのサービンフォーザセット。お互いのショットが厳しい所に決まり手に汗を握るシーソーゲムに。そして4度目のブレークポイントを迎えたデルポトロのリターンショットにフォアでのストレートを叩き込み土壇場でマレーがブレークバックに成功する

 このままタイブレークに入ると、互いに強気のショットで譲らない。そして、カウント9-8からのデルポトロのサービスで、互いのラリーからデルポトロがサイドにフォアの強打を放つとアウトの判定。納得がいかないデルポトロは主審を巻き込み長い抗議に出るも認められず。

 デルポトロはネット上で立ち止まり、肩を落としてしばらく動けなくなってしまう。

 

 2ndセット、気落ちしたデルポトロはフォアエラーを繰り返し、いきなりのブレークを許す

 しかし、そこから立ち直り、しぶとくキープして食らいつく。

 すると第10ゲーム、マレーのサービンフォーザセットで、得意ではないバックハンドショットを決めるなどして2つのブレークポイントを握り、デュースに持ち込まれるもマレーがダブルフォルト後にフォアのイージーなショットをアウトし、デルポトロが土壇場でブレークバックする

 第11ゲーム、デルポトロのサービス。キープしたい気持ちが先走ってかフォアのショットミスを連発し、3つのブレークポイントを握られるも、甘いリターンをスマッシュするなどし、デュースに持ち込む。しかしそこからのラリーでマレーに打ち負け、終盤でマレーにブレークを先行されれ、第12ゲームはマレーが最後サービスエースで決め、2セットアップとなる。

 またも明らかな落胆の表情を見せるデルポトロ。

 

 3rdセット、第1ゲーム、またしてもマレーのブレークで始まると、第3ゲーム、デルポトロの落ち具合を見逃さずマレーが攻めに攻めラブゲームで2連続ブレークを握る

 第5ゲームもマレーがブレークして迎えた第6ゲーム、マレーのサービンフォーザマッチ。デルポトロは必至の抵抗を見せて粘るものの、最後は切り返しからのバックハンドショットを決めて、マレーがこのセットを6-0のベーグルで締め、セットカウント3-0のストレートで勝利しました

 

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 1stセットのタイブレークでの微妙な判定でセットを取られての落胆からデルポトロはよく持ち直しましたが、マレーが好調とは言わないまでも、よくボールを追えるようになってきました。

 マレーは強い相手とやる程調子が回復するのかもしれません。デルポトロのフォアに苦しめられはしましたが、フォアを打たせてもリターンで何度も厳しいショットでリターンできており、全仏開始時よりは明らかに試合勘が戻っている印象です。ただ、まだ運動量までは戻り切れていない印象です

 

その他の試合

 ワウリンカはフォニーニに1stセットタイブレークの熱戦を演じるもこれを制すると、2ndセット以降はあっさりとセットを取り、セットカウント3-0、ゲームカウント7-6,6-0,6-2で取り、順調な調整ぶりを見せます。

 ベルダスコ対クエリー戦は、クレーの巧者クエバスに対してベルダスコがストレートで勝利しました。

 チリッチ対Fロペスの試合は、チリッチが危なげのないスコアでストレート勝ちしています。

 ケビン・アンダーソン選手がエドモンド選手にフルセットの末勝利を収めています。

 それ以外の試合は錦織選手の試合同様サスペンデット順延となっています。

 

 2017 グランドスラム 全仏オープン ドロー表 グループ展望 試合結果 

 

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