モラタがチェルシー移籍決定
コンテ監督の新契約締結からほどなくしてモラタが双方のクラブから移籍が発表されました。
アルヴァロ・モラタの獲得で合意... #CFCJapanhttps://t.co/eKKCyBNOQz
— チェルシーFC日本語版 (@ChelseaFC_Japan) 2017年7月19日
コンテ監督の新契約と関係性有
常々噂に上り、コンテ監督の強い希望があった報道がありながら、ここまで大きな報道はなく、マンチェスターユナイテッドがルカクと共に両取りも、という報道もありましたが、無事チェルシー移籍が決まる運びとなりました。
コンテ監督の新契約締結からの間を考えると移籍はその時既に決まっていたと考えられるでしょう。
昨日掲載したフロントとコンテ監督との関係の微妙な立ち回りはただの憶測であり、気鬱に終わりそうで一安心という所でしょうか。フロントの本気度も見えました。
移籍金に関して
モラタの移籍金に関しては58m£+出来高と言われています。日本円にして85億円程+出来高となる模様です。この金額を高いか低いかで言えば、プレミア移籍にかかる莫大な移籍金としては思った程高額にはならなかったという印象です。
給与面に関してはまだ詰めの段階で発表されていない模様です。
モラタのコメント
モラタの移籍に関しては、スペインの大手紙面のアス紙とマルカ紙が記事を出しております。
マルカ紙によるモラタのコメント
「マドリードでは4つのタイトルを獲得した。でも僕も選手として成長したいんだ。でなければこのクラブを出る事なんて考えられなかっただろうね。ジダン(監督)には感謝してるよ。レアルマドリードが今後の幸運を祈るよ。これからはチェルシーのユニフォームで活躍する事を考えてるよ。」
アス紙によるモラタのコメント
「チェルシーは何年も前から僕の事を追ってくれていたし、コンテ監督は定期的に連絡をくれていたんだ。それが決め手となったと言えるだろうね。僕は必要としている所へ行けるんだ。今は幸せを感じているよ。」
「マドリードでは4つのタイトルを獲得し、素晴らしい思い出となった。彼らとのコンタクトは続いていくよ。友人だからね。」
「マドリーへの3度目の復帰は難しいだろうね。今は考えていないよ。」
名残惜しさはありながらも出場機会を求めてチェルシーに移籍してくるという事からコスタは完全に弾かれ、バチュアイの扱いが気になる所ではありますが、コンテ監督の要望を叶えたフロントに対しては監督の責任も重くなりプレッシャーも増す中で今後の動きが注目されます。
補強に関してはこれで打ち止めか
コンテ監督は常々チームの始動から戦力を整えたい事を表明していました。モラタは現在レアルマドリードの北米プレシーズンに参加しており、チェルシーのアジアツアーには帯同しないですが、8月初めからのチーム合流となりシーズンインまでにはある程度チームになじめる時間はあるでしょう。
リュディガー、バカヨコ、モラタと各ポジションに質の補強に成功した今年は、例えサイドバックのサンドロの交渉に進展が見られなかったとしても一応の成果は上げたと見てよいでしょう。
後は試合数を考えれば少々の量が必要にも思いますが、若手選手を大量に放出した今年、チェルシーはどんな戦いを見せてくれるのか更に興味深くなりました。