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リバプール対チェルシー戦 結果 1-1 プレミアリーグ第23節結果

アンフィールドで行われた試合は、結局1-1の引き分けに終わった。

 

相手守備陣の隙を付くゴールを挙げるチェルシー

リバプール

GK ミニョレ

DF クライン ロブレン マティブ ミルナー

MF ヘンダーソン ワイナルドゥム ジャン

FW ララーナ フィルミーニョ コウチーニョ

 

チェルシー

GK クルトワ

DF モーゼス アスピリクエタ ルイス ケーヒル アロンソ

DMF マティッチ カンテ

OMF ウィリアン アザール

FW コスタ

 

 リバプールはネーションズカップ敗退を受けて、チャーターで強行で帰国したマネがベンチに入り、それ以外は考えうるベストな布陣で臨む。対するチェルシーもいつもと変わらぬ布陣で臨む。

 

 前半、最初にチャンスを迎えたのはリバプール。コウチーニョが中央で粘り、ボールを流した所、飛び込んでくるワイナルドゥムが豪快なミドルシュートを放つもクルトワが弾いて見せる。

 前半22分、アザールが左向きにドリブルすると、ララーナが後ろから倒してしまう。ここで得たフリーキックに後ろから走り込んできたルイスが豪快に蹴り、左ポストに当りゴールに吸い込まれる。

 前半24分 0-1

 更に攻勢を強めるチェルシーは、左サイドからFKをウィリアンがゴール前に送るもルイスに後一歩届かない。

 

互いに工夫を見せた攻撃

 後半に入るとリバプールがチャンスを作る。

 アザールのクリアーボールがゴール前のフィルミーノにフリーで渡るものの、フィルミーノが焦ったのかシュートを大きく外してしまう。

 チェルシーはモーゼス、コスタの連携からモーゼスが抜け出しシュートを放つも精度を欠く。

 すると流れはリバプールに移り、ララーナのクロスを左サイドでフリーでミルナーが中央へ折り返すと、ワイナルドゥムがルイスに競り勝ちヘディングでシュートを突き刺す。

 後半14分 1-1

 その後も左サイドを集中して狙われる。モーゼスが守備でどうも効いていない。

 しかし、その時間帯を耐えると、コスタ、ウイリアンの連携から最後はウイリアンがアーリーのリターンを入れるもコスタが間に合わない。

 更にモーゼスの中央へ蹴ったボールがセンターサークル付近のバウンドでリバプールMF陣が逆を付かれ、コスタがゴール前へ疾走。マティブがエリア内でシュートを防ごうとするも、コスタはシュートフェイントを入れて切り替えし、マティブの足がコスタにかかりPKを誘発する。正直微妙なPKだ。

 このPKは既にアザールが途中交代してピッチにいないため、コスタ自らが蹴るも、コースがやや甘くミニョレに弾かれてしまう。

 その後もカンテのドリブルからのパスをペドロがシュート。しかしゴール脇に逸れる。チェルシーは守る姿勢を見せず攻撃する。

 終了間際リバプール。途中交代で入ったマネの縦へのパスがフィルミーノに通り、ヘディングするも、クルトワの正面を突いてしまう。

 

 結局その後はお互いにボールの奪い合いとなり、そのまま1-1で引き分けに終わる。

 

チェルシーにとっては結果は良くても物足りないパフォーマンス

 ポゼッションで62対38、パス成功数でも503対267とリバプールが上回ってはいたが、決定的なチャンスで言えば同じかチェルシーの方が回数は多かったです。

 攻撃の質ではチェルシーが中央からの崩しとドリブルを多用したのに対して、リバプールは左サイドからのクロスと、ワイナルドゥムの飛び出しを生かした攻撃をしていました。現在のモーゼスが穴という事を熟知してるような攻め方でした。

 しかし、それでも選手全体のコンディションで言うとミスが目立ったリバプールの方が悪く感じられ、デュエルでの勝率も、リバプールらしくなく、44対56でチェルシーに劣勢を強いられました。

 逆にいうならこの状況で勝てなかったチェルシーに関して少し物足りないものを感じます。主力選手のコンディションやチーム状況、はてまた守備面ではチェルシーが上回ってたと感じただけに、その割にはチャンスの数を多く作っていたわけでないのは気掛かりです。勝ち点差を考えればこの引き分けは、他チームの今節の結果からいっても十分な成果ではあるが、流れの中からの得点ができなかったのは悔やまれる要素であります。

 次節アーセナル戦はそれほど不安視してませんが、その後は取りこぼしていない下位相手に勝ちきれるかに不安を残します。上位5チーム以外で勝ち点を落としたのはスウォンジー戦の引き分けの勝ち点2分しかないというのは驚異的ではありますが、そろそろどこかに引き分けたり負けたりしてもおかくないチーム状況になっている気がしますね。

 

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