週末はスポーツ観戦

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錦織選手今後の失効ポイント

 リオオープンで自滅により1回戦敗退してしまった錦織選手ですが、これからのポイント推移はどうなるのでしょうか。

 試合後双方のコメントバトル? ATP500 リオオープン 錦織選手 1回戦敗退

 2017年前半の失効ポイントをまとめました

  

3月1週 180 ATP1000IW QF

3月3週 600 ATP1000マイアミ F

4月3週 300 ATP500バルセロナ F

5月1週 360 ATP1000マドリード SF

5月2週 360 ATP1000ローマ SF

5月4週 180 GS全仏 R16

6月3週 180 GS全英 R16 

錦織選手以外 上位陣の大会出場予定(マレー、ジョコビッチ、ナダル、フェデラー)

 この期間はグレードの高い大会ばかりを出場するのがここ数年の錦織選手です。

 今年の予定では、上記+ドイツ(ハーレ)で行われるATP500の芝(グラス)の大会にも出場予定です。

 ないとは思いますが、これらの大会で早期敗退してしまいますと、アッという間にトップ10を陥落してしまいます。

 

 そして、どの大会でもそれなりの位置まで進出しておりますし、マスターズでは4度中3度がSF以上という好成績でした。

 マスターズはセット数が3セットマッチなだけのグランドスラムと考えても差し付けがなく、出る選手のグレードはグランドスラムと一緒です。従って、そのような大会で去年のように4度中3度も準決勝以上に進めるかどうか?という所に焦点が移ります。

 ただ、今はそれよりも問題があるようにも思える事があります。。

 

ベルッチ戦での終了時のあの態度は如何なものか・・

 南米の2大会を見た感じですと、調整がうまくいってない部分があるように思います。

 試合後双方のコメントバトル? ATP500 リオオープン 錦織選手 1回戦敗退

 この5試合で見せたテニスもソウザ戦を除けば相手の攻撃を受けてのテニスでした。ただベルッチ戦では攻めようとするとミスが多くなっておりました。それまでのアルゼンチンでの戦いと変更したのは戦略だったのか、メンタルが一本調子になったのか・・。

 攻めようとしてミスが出ると自分のテニスが信用できなくなり、どんどんとメンタル部分で追い込まれます。

 錦織選手の場合はメンタルで追い込まれた場合は「自暴自棄」な感じにあります。何度も見てきました。

 全豪フェデラー戦でもその帰来はありましたが、挑戦者の気持ちとなってからはふんばれてました

 下位選手の場合は、そういう気持ちに持っていけない事もあり、ドルゴポロフ戦はともかくベルッチ戦では最後は完全に気分が上の空でした。そして、試合が終わった後は普通ならネット上で握手や抱擁を交わし、その後主審と握手をするというのが通常の試合終了の流儀ですが・・・・

 

 錦織選手は、主審と握手した後、目を合わせずベルッチ選手とネットを超えて握手をしたのみでした。見てただけで気分悪かったです・・・。

 

 一日たってこの記事を書いたのは、この事に対してどこかの記事で言及されるだろうと思ったからですが、、、驚く事にツイッターでさえも見つかりませんでした。

 態度が悪いという所で言えば、ラケットを破壊した事はさかんに報道されてましたが、それなんかより、こっちの方がよっぽど態度悪いですし、ベルッチ選手にも失礼だと痛烈に思ったわけです。

 これは普通の事ではないと思うのですが・・・・。

 それが、ベルッチ選手が試合後「最高の試合ではない」という発言に繋がってるように思います(この部分も全く報道されません・・・)

 錦織選手を必要以上に持ちあげるだけでなく、ダメな所はダメと指摘してあげるのが本来ではないかとは思うのですが・・。

チャンコーチの存在 

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 今回50位以下の選手に連敗した事により、錦織選手が「格下と思っている選手との試合」に明確な課題ができました。そしてこの課題は、、おそらく簡単に克服は無理でしょう。

 実際この2試合を見て、錦織選手がミスばっかりしたらから彼らが勝てたのかと言えば、そうともいいきれない内容だったからです。

 ミスをせず、ひたすら拾いまくれるのはならそれに越したことはありませんが、クレイのような遅いコートにおいてラリー戦で優位性を見せていなかった以上はその戦術が正しいのかにも疑問が出てきます。

 この2戦には南米出身のボッティーニコーチのみが帯同しておりましたが、北米に移ってからはチャンコーチを交えて入念に反省及びフィードバックをして今後に生かしてもらいたいとは思います。

 

 やはりチャンコーチのように叱ってくれるコーチは錦織には必要と再確認できる南米ツアーだったと思います。

 

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