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2017年5月2週ATP男子テニスランキング 錦織選手8位にランクダウン 全仏までのシード8維持は可能か?その2

 2017年、5月2週時点での男子テニスプレイヤーランキングです。

 *マドリードマスターズの失効込みです。

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 チリッチ選手がイスタンブールオープンでラオニッチ選手を破り優勝し、ランキングを7位に上昇させ、錦織選手がマドリードのSF360ポイントの失効で8位にダウンしました。

 また、上位20位以内で自己ベストを3選手が更新しました。

 13位 フランスのブイユ選手

 17位 ラモス・ビノラス選手

 18位 カレーノブスタ選手 エストリルオープン優勝

 

錦織選手の全仏までのベスト8維持に黄色信号

2017年4月24日現在ATP男子テニスランキング 錦織選手再び7位に下降 全仏までのシード8維持は可能か?

 以前に予想した通り、チリッチ選手にはポイントで離されている状況、かつティエム選手も好調を維持している状況で、錦織選手のトップ8以内で全仏オープンのドローを迎える状況に黄色信号といった所でしょうか。

 チリッチ選手は失効が少なく、ほぼ抜き返せないと考えた場合、9位ティエム選手の動向に照準が当たりますが、ティエム選手もローマ、全仏での失効が大きいため、引き続き好成績が必要となります。ただ、現状では簡単に調子を崩す様子はなく、マドリードオープンでも一見マレー選手とベスト8で当たるというタフドローに見えますが、現状はティエム選手が勝ち上がる公算の方が高く感じます。セミファイナルでもワウリンカ選手が順当に来る可能性は高くなく、ポイントを稼がれる危険性があります。

 対して錦織選手は前記事でも書いた通り、初戦から勝てるかどうかがわからない相手との対戦となりそうです。

2017 ATP1000 マドリードマスターズ ドロー表発表 放送予定 錦織選手初戦から超タフドロー・・

 クレーコートの実践を多く積み、実績を残してる選手との対戦が序盤で組まれ、ベスト8ではジョコビッチ選手が待っていそうです。ジョコビッチ選手は本来の出来ではなかった昨年のファイナルでも対戦しましたが、この時のジョコビッチ選手に錦織選手は6-1,6-1と相性の悪さを露呈してしまいました。単純に厳しいでしょう。そして、ベスト4ではクレー鉄壁の言葉がふさわしいナダル選手が間違いなく上がってくるでしょう。

 ただし錦織選手は本来なら北米で過ごすはずの2月にクレーでの実践をある程度済ませています。それ程の結果を得られませんでしたが、その時の感触を生かして粘り強いテニスができるか、そこにかかっています。クレーコートでかかる足腰の負担は尋常ではなく、腰回りに持病癖があるだけに、最悪シード8以内を無理に死守する必要もないかもしれません

 

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