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2回戦 錦織 対 ククシュキン 戦 錦織完勝で3回戦へ 2017ジュネーブオープン

 ATP250ジュネーブオープン2回戦 錦織選手の緒戦のククシュキン選手との対戦が、5月24(水)1;15頃から開始されました。

 ジュネーブオープンの成績次第でランキング8位に浮上する錦織ですが、まずは全仏に向けての調整として無理なく、そして良いテニスができるかどうかに注目が集まります。

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  1st 2nd 3rd Result
錦織 6 6   2
ククシュキン 4 3   0
 
1stセット

 錦織のサービスの調子は良く、サービスエースでポイントを奪っていく。

 一方のククシュキンもベースラインから深く下がり、錦織のショットに対応していく。

 互いにキープが続く中、錦織のショットやドロップがミスになり2つのブレークポイントを握られるも、これを凌ぎきる。

 第10ゲーム、ククシュキンのサービス、ゲームカウント錦織から見て5-4で迎えたこのゲームで、この試合で始めてのブレークポイントを握ると、ギアを上げ強いリターンで攻勢を掛けククシュキンを押し切り、セットカウント6-4で錦織が1stセットを制する

 

2ndセット

 第1ゲームは、錦織のサービスで小気味よく40-0とするも、そこから逆サイドにウイナーを決められ、フォアの精度が悪くアウトになるなどしてデュースに持ち込まれるも、前後を使ったショットで最後はククシュキンの態勢を崩し、窮屈な態勢から外側へのフォアを決めてこのゲームをキープする

 第2ゲーム、錦織のショットが立て続けに決まり、3つのブレークポイントを握ると、ククシュキンのリターンがミスショットとなり、錦織がブレークに成功する

 第3ゲーム、錦織のショット精度が上がり、ククシュキンは対応しきれなくなり、打ち合いからのフォアのショットウイナーが決まり、このゲームを楽々キープする

 第4ゲーム、錦織はククシュキンのサービスゲームでデュースまで追い込むも、サーブリターンをアウトし、ククシュキンが辛うじてこのセット初キープを果たす。

 第6ゲーム、ククシュキンのサービス。下がるククシュキンに対して、錦織はベースライン上からやや前で強いショットを繰り出すと、2つのブレークポイントを握る。その後デュースになり、計4度のブレークポイントを迎えるも、ククシュキンの上下を使ったテニスに態勢を崩しぎみに打ったスマッシュがバックアウトし、ククシュキンが必死のキープを見せる。

 第7,8ゲームを互いにキープして迎えた第9ゲーム、錦織のSFM。ククシュキンの強烈なライン際のショットを粘ってリターンすると、これをククシュキンが大きくアウトし、マッチポイントを迎える。そして、最後は浅い位置に強烈な逆クロスを叩き込み錦織がストレート勝利を収めました

 

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 調整試合と割り切ってる感じか、サービスで色々な工夫を凝らして相手の逆を付くサービスを何度も決めていました。またストロークもミスはそこそこあったものの、調整段階という感じで特に気にした素振りも見せず、順調に調整している節が見られます。重要な局面でこのように気にせずに淡々と出来るかどうかはまた違った問題とは感じます。

 ククシュキンもリターンの精度は悪くなかったのですが、ウイナーを決めた!と思ったショットを返された時に動揺が見られてのミスショットが何度かありました。しぶとい守備はそれだけで下位選手の心を折るのには効果的です。

 

 錦織選手の次の相手(3回戦)は、南アフリカのランキング62位ケビン・アンダーソン選手に決定しました。

 3回戦1日空けて5月25日夜~26日早朝の時間帯に試合が組まれる予定です

 

 

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