ゴファン選手無念の2017ウインブルドン欠場を発表
6月15(木)の未明、全仏オープンの4回戦で足の怪我のため棄権を余儀なくされたゴファン選手は、ウインブルドン大会の出場を断念したとの発表がありました。
— David Goffin (@David__Goffin) 2017年6月14日
「非常に悲しいお知らせをしなければならない。僕は今年のウインブルドン大会に出場する事ができなくなってしまったよ。チームと主治医と相談したんだが、ウインブルドン大会に出るのには十分な調整時間がない事によりこの決断が妥当だと判断したんだ。早く100%の状態に戻り、コートに戻るのが待ちきれないよ!」
怪我は治るものの調整期間のなさから欠場を決断
足首の靭帯断裂や骨折はなく、数週間の怪我との事でしたが、やはりといいましょうか筋力や芝コートに対応するための時間がなく、今回の決断に至ったという事です。
ゴファン無念の棄権、ナダル、ジョコビッチ3回戦 2017全仏オープン6日目
ゴファンは全治2週間の軽傷 ナダル、ティエム対ジョコビッチ QFベスト8
テニスのプレイに力強さが加わり、クレーコートではかなり良い出来だっただけに、今年のゴファン選手は不運としか言いようのない出来事に襲われていますが、ポジティブに発言し、前を向いてる姿に好感を覚えます。
ウインブルドンのシード選出方法が特殊なため、芝シーズンをスキップするのは今後2年に影響があり、どの選手も怪我には細心の注意を払っていますが、あのような不慮の事故は避けようがありません。
同大会では更に重症を負ったアルマグロ選手(ローマオープンのナダル戦での怪我を押しての出場で再発させてしまった模様です)共々、怪我後は前以上のプレイを期待したい所です。
ゴファン選手のランキング
現在のゴファン選手のランキングは13位ですが、芝のシーズンをスキップする事になり、来年以降のウインブルドンシードでは今年の0ポイントが多少響いてきます。
また、この間マスターズの大会はありませんが、サーブに持ち味のある選手が上がって来た場合は順位の下落はあるかもしれません。
しかしながら、周辺ランキングを見ますと、キリオス選手以外は芝コートを得意としておらず、かつ、ポイントも離れている事から復帰時でも14位前後を維持しての復帰となりそうです。
リハビリが万全であれば7月下旬からの大会までの調整時間はありますので、焦らずに調整して元気な姿を見せてほしい所です。