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カレーノブスタ選手ウインブルドン欠場を発表 デルポトロ選手も不安の見通し

 クレーシーズンが終わり、芝シーズンが始まり、今週からはATP500の各大会が行われますが、その中でまたも残念なニュースが入ってきました。

 全仏ベスト8に進出したカレーノブスタ選手がウインブルドン大会の欠場を発表し、デルポトロ選手も回復するかどうかはわからないと不安の残るコメントを残しました。

 

カレーノブスタの怪我の状況

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 全仏オープンQFベスト8の対ナダル戦の1セット目の途中から脇腹に痛みを覚え、1セット終了時にテクニカルタイムアウトで治療し復帰したものの、2ndセットの第3ゲームでスマッシュを打った際に更に状態を悪化させてそのまま棄権していましたが、その腹部の怪我がまだ完治していないという事から今回の発表となりました。

sport24.lefigaro.fr

 「カレーノブスタ選手は、全仏オープンの対ナダル戦で追った腹部の怪我のため、ウインブルドン大会をパスします。現状ではリスクは犯せない状況です」

 

 クレーコートでは印象的な活躍で芝以降の大会でも活躍が期待されていただけに非常に残念な限りです。

 完治に要する時間は多くないとは見られているものの、7月下旬、8月までずれ込む可能性もあるとの事で、リスクを冒せない状況にあるとの事です。

 ランキングも20位以内を死守するのは難しくなり、また出直しの感があります。しかし、クレーコートのプレイ水準を保ち粘り強くサーブを拾える力が整ってきてますので、また活躍してくれる事を期待しています。

 

デルポトロ選手の状況

 デルポトロ選手も楽観視できない状況にあるとの事です。

 「今日は報告したい事がある。医師との判断の元、来週行われるクイーンズの大会に今年は参加できない事になったよ。まだ鼠径部の怪我が完治していないんだ。クイーンズの大会は自分にとっても最も好きな大会の1つで、素晴らしい記憶が残っているんだ。それだけに、自分の事を待ってくれたファンには申し訳なく思っている。来年はきっと戻ってくるよ」

 デルポトロは今週行われているオランダのリコーオープンも参加予定を辞退しており、鼠径部の痛みがまだ引いていないとの事です。

 ここ数年怪我に悩まされ、昨年ようやく主要大会に顔を出すようになり復活の兆しがあっただけに、本人にも焦りはあるでしょう。当初はここまで長引くと思っていなかったという事もうかがえます。

 

 更にはウインブルドンが開催される自国のエバンス選手もクイーンズの大会欠場を発表しております。

 アルマグロ選手は8月以降の復帰が微妙という事からも、クレーコートシーズンのハードさを物語る形となってしまっています。

 

 トップ選手は怪我で大きな大会をスキップするとランキングに響くために、今後も厳しい調整が続くことになるでしょう。

 

 

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