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ATP500 シティーオープン2017 ドロー表 錦織出場試合結果 放送予定開催時間

 ウインブルドンが終わり、いよいよシーズン後半戦のハードコートシーズンに突入しました。

 2017年7月31日からアメリカのワシントンで行われるシティーオープンには、錦織選手をはじめ、ラオニッチ、ディミトロフなどのヤングガンズ筆頭3人衆が揃ってワイルドカードによる参加となっております。

 

Aブロック

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シード選手は2回戦より登場

 シード1 ドミニク・ティエム

 シード2WC 錦織 圭

 シード3WC ミロシュ・ラオニッチ

 シード4WC グリゴール・ディミトロフ

 シード5 アレクサンダー・ズべレフ

 シード6 ガエル・モンフィス

 シード7 ルーカス・ブイユ

 シード8 ジャック・ソック

 

 シード9 ジョン・イスナー

 シード10 ニック・キリオス

 シード11 ジレ・ミュラー

 シード12 ミーシャ・ズべレフ

 シード13 ファン・マルティン・デルポトロ

 シード14 スティーブ・ジョンソン

 シード15 ケヴィン・アンダーソン

 シード16 ライアン・ハリソン

 上記16名は1回戦免除で2回戦からの出場となります。

 また、今回の予選通過システムは予選シード1~4位は自動的に予選2回戦に進出し、1回勝つだけで本選出場を果たす事が出来ます。

 

開催要項

 国名 アメリカ

 開催都市 ワシントン

 コート ハードコート

 開催期間 7月31日~8月6日(予選は7月29日より)

出場選手

 出場選手の顔ぶれを見ると、ここまであまりパッとした活躍を見せていないヤングガンズ衆の巻き返しが期待される大会となるでしょう。

 ディミトロフは春先の好調がクレーコートシーズンに入り影を潜め、ラオニッチは怪我の影響から本調子を発揮できず、錦織選手は上位選手との対戦を前に敗れる大会が多く自信を失っているなど各選手内容は違えどここまで不調と言える部類の出来です。

 その他で行きますとティエムとアレクサンダー・ズべレフが注目される所でしょう。このハードコートでまだ活躍を見せていないティエムに対してズべレフはハードコートでもスタン・ワウリンカを破ってツアータイトルを獲得している経験もあり、ズべレフがこの大会の本命に上げられるのではないでしょうか

 

錦織選手の勝ち上がり予想

 自信を取り戻すきっかけとしたいこの大会では、錦織選手は比較的厳しめのドローとなってしまいました。

 2回戦ではおそらくドナルド・ヤング選手の挑戦を受け、3回戦で早くもマルティン・デルポトロとの対戦が避けられそうにもありません。デルポトロは度重なる怪我の調子次第ではありますが、しっかり自分のテニスをされると部は悪いでしょう。

 4回戦はブイユ選手が来る可能性が大きくはありますが、どの選手が来ても錦織選手はしっかり対応して勝利が必要でしょう。

 そこを勝ち抜くとSFでは誰が来るのか想像ができません。優勝候補筆頭と目されるアレクサンダーズべレフ、しかし春先の好調を取り戻していればそのズべレフに完勝しているニック・キリオスにも可能性はあり、同じヤングガンズのディミトロフもツアーファイナルを目指すのであればここは勝ち上がりたい所でしょう。

 F決勝は恐らくはティエムかラオニッチが上がってくる公算が高いです。

 

 以上から、錦織選手の対戦相手の予想は

 2回戦 ドナルド・ヤング

 3回戦 ファン・マルティン・デルポトロ

 QF ルーカス・ブイユ

 SF アレクサンダー・ズべレフ OR キリオス

 F ドミニク・ティエム OR ラオニッチ

 となるのではないでしょうか。

 

 

放送予定

民放放送予定

 民放では現在放送予定はないとの事です。

cs系放送

 GAORAスポーツ テニス | GAORA

 1回戦から注目試合を放送します。実績があるだけに試合カードは期待できます。

 BS朝日 BS朝日 - ATPワールドツアー500

 こちらも1回戦から注目試合の放送となるようです。

ネット系

 スポーツナビ

 1,2回戦は無料視聴が可能との事です。注目試合がかぶる場合は重宝しそうです。

 

開催時間

 

 おそらくは一番懸念される開始時間に関してですが・・・

 1回戦~3回戦 5;00開始 ~ 15;00前後

 準々決勝、準決勝 3;00開始 ~ 15;00前後

 決勝 3;00開始

 ワシントンとの時差はー13時間とは言え、開催時間がかなり特殊で、現地時間でも夜中までの試合(日本では次の日の昼過ぎ)となっています。

 この視聴時間帯ですと、通常であると週末ぐらいしか視聴ができず、日本及びアジア圏の人にとっては視聴機会がかなり限定されてしまいそうです・・。

 

ツアーファイナルを目指す選手のハード調整大会

 フェデラー、ナダル、マレー、ワウリンカ、チリッチなどの、ツアーファイナルが濃厚な上位勢は連戦となるマスターズの大会を考慮しこの大会には参加しておりません。

 それだけに、それ以降のツアーファイナルを目指す中堅以上の選手の奮起が期待されますし、ここで優勝する事による500ポイントは団子状態を抜け出すポイントとしては中々に大きいポイントとなります。

 錦織選手はここまでのテニスで自信を強められないでいる以上、この大会はそれなりの覚悟で挑んでくると思われます。是非活躍を期待したい所です。

 

 試合結果

1,2回戦

 1,2回戦は7月31日~8月2日(日本時間で8月1日~3日にかけて)行われました。

錦織選手 ヤング選手に辛くも勝利 深夜の2時間24分の激闘

錦織対ドナルド・ヤング戦 錦織フルセットの末勝利 2017シティーオープン 2回戦

その他シード選手

〇快勝組

 ティエム、ラオニッチ、デルポトロ、アンダーソン等

△苦戦の末勝利組

 錦織、ディミトロフ、Aズべレフ

●シード落ち組

 モンフィス、ブイユ、Mズべレフ等

 

 前大会優勝者のモンフィスが初戦敗退し、大きな失効ポイントの取返しに失敗、今年の不安定な出来を象徴する結果になりました。

 また同国のブイユもあっさり敗れるなどガスケを含むフランス勢の勢いがありません。

 優勝候補と目されたアレクサンダー・ズべレフはミスショットを連発し敗退をにおわせましたが何とかしのぎ切った印象です。

3回戦

錦織選手 過去1勝5敗のデルポトロと対戦 ストレート勝利

錦織対デルポトロ 5時間遅れの試合も天敵にストレート勝利 2017シティーオープン 3回戦

その他シード選手

 

〇快勝組

 A・ズべレフ、ラオニッチ、錦織、ソック

●敗退組

 ティエム、ディミトロフ、ミュラー

 

 ズべレフやラオニッチが順当な勝利を収める一方、ティエムはここまで勝ちのないアンダーソン選手に終始押されてフルセットまで粘ったもののタイブレークの末敗退してしまいました。とは言え試合は激闘で面白い内容でした。

 これに対してディミトロフはロシアのメドベデフの前に成すすべなく敗退してガッカリさせました。

 

 

 

 

 

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