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2018 グランドスラム 全仏オープン ドロー発表 大会展望

 5月27日(日)から6月10日(日)の二週間にかけてフランスで行われるグランドスラムが開幕します。

  そのメーンドローが5月25日(金)日本時間で深夜の2時に発表されました。

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2ndWEEK勝ち残り

 

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 多くの選手が目標とする、グランドスラムの2ndWEEK進出者は上記16名、ノーシード選手は3名となっており、ほぼ順当な勝ち上がりを見せました。

 

主な不出場選手

 主な不出場選手で決定しているのは以下の通です。

 ・ロジャー・フェデラー 休養

 ・チョン・ヒョン 足首の怪我のため

 ・ミロシュ・ラオニッチ 怪我のため

 シード選手では上記3名の欠場が発表されています。

 それ以外で気になる選手は、ローマを途中棄権したデルポトロ、クレーシーズンでの怪我が長引いているクライノビッチ、同じく欠場が続くキリオス当りがドロー発表時の欠場の可能性があるとの事です。

 *追記 新たに怪我が長引くシード26予定のクライノビッチ、シード28予定のルブレフの2選手の欠場が決まり、シードにも変更が出ております。

 グランドスラムは1回戦、戦える状態かどうかを判断し罰金制度が設けられるだけに動向が注目されます。

 また、上記3名の欠場により、5月21日(月)時点でのシード35位までにシード権が与えられる事が既に決まっています。現在行われているリヨンやジュネーブのポイントは反映されません

 

 シード1 ラファエル・ナダル

 シード2 アレクサンダー・ズべレフ

 シード3 マリン・チリッチ

 シード4 グリゴール・ディミトロフ

 シード5 ファン・マルティン・デルポトロ

 シード6 ケヴィン・アンダーソン

 シード7 ドミニク・ティエム

 シード8 ダヴィド・ゴファン

 

 シード9 ジョン・イズナー

 シード10 パブロ・カレーニョブスタ

 シード11 ディエゴ・シュワルツマン

 シード12 サム・クエリー

 シード13 ロベルト・バウティスタ・アグート

 シード14 ジャック・ソック

 シード15 ルカ・プイユ

 シード16 カエル・エドマンド

 

 シード17 トーマス・ベルティヒ

 シード18 ファビオ・フォニーニ

 シード19 錦織 圭

 シード20 ノバク・ジョコビッチ

 シード21 ニック・キリオス

 シード22 フィリップ・コールシュライバー

 シード23 スタン・ワウリンカ

 シード24 デニス・シャポバロフ

 

 シード25 アドリアン・マナリノ

 シード26 ダミアン・ジュムホール

 シード27 リシャール・ガスケ

 シード28 フェリシアーノ・ロペス

 シード29 ジレ・ミュラー

 シード30 フェルナンド・ベルダスコ

 シード31 アルベルト・ラモス・ビノラス(繰り上がり)

 シード32 ガエル・モンフィス(繰り上がり)

 

 シード選手の恩恵は3回戦までシード選手と当たらない事です。

 また、1~8位と25位~32位が3回戦で当たるため、シード19の錦織選手はナダル等のトップ選手との対戦は4回戦まで避けられる事になります

 

 シード選手を見ると、昨年迷惑ノーシードとして猛威を奮ったベルダスコがシード内に収まりましたが、復調していれば脅威となるワウリンカ、ジョコビッチ、錦織が17~24位にいる当りが難しいドローとなりそうです。

 

 いずれにしても、ナダルがいるかどうかで局面は変わるでしょう。

 

 

日本人選手予選

 日本人選手では、ストレートインが既に決まっている錦織、杉田、プロテクトランキングの西岡の他に、予選からダニエル太郎、添田、内山の3選手が参加しておりましたが、2回戦までに敗退してしまいました。

 グランドスラムの予選は3戦勝ちあがり方式となっており、本選に出るだけでもタフという事です。

ダニエル太郎が予選からの理由

 ダニエル太郎の場合は現在のランキングが80位と普通であればストレートインできるランキングにいますが、グランドスラムはエントリー時点で予選か本選かに切り分けられます。その期日が6週間前なのです。6週間前ですとイスタンブールの優勝の前であり、ランキングは114位であったため予選からの登場となってしまいました。

 ただし、シードランキングはドロー発表時という事で、ダニエル太郎は予選参加する選手の最上位であったため、予選シード1位で参加する事となりました。

 そのダニエル太郎は2回戦でノバク選手に6-1,6-0の完敗を喫し、全仏オープンの期間はチャレンジャーツアーに回る事が決定しています。

 


 


 

ドロー表

  27日(金)日本時間の深夜2時過ぎにドローが発表されました。グランドスラムではそれまで好調だった選手でも1回戦敗退があり得るなど、そのプレッシャーはかなりのもので波乱も予想されますが、ことクレーに関しては絶対的本命が存在します。

 

Aブロック 大本命ナダルに若き才能はリベンジなるか 

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本命 ナダル

対抗 シャポバロフ

 トップシードでクレーキングのナダル。

 これに対して上位シードでナダルを脅かせそうな選手は見当たりません。下位シードでも挙げるとすればシャポバロフとなるでしょう。常に攻撃的なプレイを貫きナダルにプレッシャーをかけ続ければ早い段位で当たるナダルに対しては苦戦を強いる可能性はあるでしょう。

 とは言え、初戦のドルゴポロフも含めて3回戦までに消耗する事も考えられず、すんなりとナダルが上がる可能性を否定できません。

 反対側ではシュワルツマンがランキングを急上昇させここまでシードを上げました。しかし今シーズンのシュワルツマンは若干強度に欠けており、昨年程の期待感は持てないと考えます。

 アンダーソンもマドリードではSFまで到達しましたがクレーコートが得意というわけではなく、QFが目標となるでしょう。

 

Bブロック ハードコートプレイヤーが並ぶ

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本命 チリッチ

対抗 エドマンド、フォニーニ

 これがハードコートならかなりの激戦区という印象のグループとなりました。

 この中ではクレイではフォニーニとチリッチの実績が光ります。フォニーニは過去クレーでナダルを倒している数少ない選手です。

 順当に行けばチリッチやフォニーニ、勢いがあるエドマンドの3人が4回戦までに当り、その勝者がSFまで行く可能性が高いです。

 反対側では不気味に光るデルポトロですが、マドリードのプレイや体調面を考えるとそれ程多くの期待を掛けれる状態にないように思います。

 

 


 


 

Cブロック ジョコビッチ復活の試金石的なブロック

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本命 ゴファン

対抗 ジョコビッチ、カレーニョブスタ

 粒ぞろいのクレイコーターが並び、トップ4のディミトロフもいますが、何といってもシード20のジョコビッチにどうしても注目が集まるグループでしょう。

 マドリード、ローマで錦織に連勝し、特にローマではSFまで進出しナダルにある程度の強度を強いる試合を見せた事により完全復活を謳う紙面が多く見られましたが、全く信用はおけないでしょう。それほどここ2シーズンのジョコビッチは試合毎の波がありすぎます。昨年のローマのティエム戦の完勝後の決勝でのズべレフの完敗ぶりはあまりに衝撃的でした。そのイメージを払拭する程の出来には到達していません。

 ジョコビッチに関しては試合のどこかで精神的に持たなくなる部分がどうしても見受けられます。それは、昨年の全仏のティエム戦の3セット目、今年の全豪でのチョン・ヒョン戦の3セット目、ローマでの2回戦エドマンド戦のファイナルセットの最終ゲーム。あまりにも無気力に、そして試合に負けても笑みを浮かべるなど、あきらめた表情はジョコビッチファンに取って無視できない場面です。この側面がローランギャロスで見られる可能性は低くないと見ます。

 そしてこのグループの面々を見ますと、先ほど言及した通りそれなりの質のクレーコーターがひしめくも、復活を印象付けるならしっかり全員倒して上がっていって当然という面子でもあります。負けたとしてもしっかりとした内容で最後まで戦い切れるかがまだまだジョコビッチの課題のように見えます。

 そういう意味では本命不在ながらも、一番手に上がるのはゴファンでしょう。2月にディミトロフ戦で顔面直撃の打球を受け1か月以上は満足にボールに対処できない感じでしたが徐々に調子を取り戻しつつあります。そして何より昨年の全仏での3回戦のセバイオス戦で防水カバーに足を取られた敗戦の悔しさは残っているでしょう。あの時のゴファン程、今のゴファンは仕上がってはいないと見受けられますが、トップ選手として踏みとどまるならばここは踏ん張りどころです。ジョコビッチかディミトロフが上がって来たとしてもしっかり打ち破っていく事が必要となります。

 その他ではキリオスも注目されてしかるべき選手ですが、あまりにも試合に出な過ぎており、活躍は期待できません。

 シード権を得たベルダスコですが昨年程上位を脅かす出来はなかなか今年は難しいと見ます。 

 

Dブロック 打倒ナダル候補がズラリと並ぶ激戦区

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本命 ズべレフ

対抗 錦織、ティエム

 ボトムハーフでナダルを避けられたグループで本来ならばよいグループなはずですが、面子を見ますと今年深いラウンドでナダルと対戦し、良い勝負を見せた選手が揃っており、かなりの激戦区です

 まずはズべレフです。3週連続決勝、しかもマスターズ2連戦とグレードの高い大会でのこの成績はかなりのものです。プレイぶりもクレーコートではイズナーよりもサーブの質が高く、ナダルの左右振りにもしっかり対応できるストロークとフットワーク、更には兄のミーシャゆずりのネットプレイを身に着けつつあり、巨体で隙がなく、そして見た目も華やかで爆発的にファンを増やしていますし、それも納得の実績と質を見せつけます。このグループといわず、大会でもナダルに一番近いのはズべレフと言っても異論はないはずです。

 これに対する選手はこのグループには複数います。

 ティエムは今年のクレーコートでまだ1敗のナダルのその1敗をつけた選手です。しかも内容もナダルを常に押しての完勝でした。全体的なパフォーマンスは昨年より若干落ちるとは感じるものの、ここぞのポテンシャルはやはり大きく、迷いのないテニスをした時はかなりの強度を見せます。

 更には錦織もこの対抗グループに入るべき存在です。モンテカルロではベルティヒ、チリッチ、ズべレフを破り、ローマではディミトロフを破るなど、ランキング3,4,5位の選手に短期間で勝利しており、その結果によって自信も回復しています。ジョコビッチに2連敗したとはいえ、テニスの質は全く問題ないです。

 対抗に上げるにはまだ弱いとはいえ、チチパスも無視できない存在になりつつあります。まだ19歳になったばかり、昨年はほとんど表舞台に立っていなかった彼が今年はグランドスラムのシード権をうかがうまで急速にランキングを向上しました。特にバルセロナではティエムも破り決勝でナダルの壁を体験しました。プレイぶりは粗削りな部分と冷静な部分をもっており、まだ安定はしませんが、そこが魅力でもあります。

 これら選手が早い段階で当たるこのグループは注目に値するでしょう。

 


 


 

日本人選手 

錦織(19) ナダルを避けらた以外は厳しいドロー

 ボトムハーフでナダルを避けられたとは言え、ズべレフやティエムが同居するなどなかなかにハードなグループに入りました。

 とはいえ、ここまでの錦織の復帰後の歩みは順調で、ランキング3~5位を全て倒している事により大きく自信が回復しています。

 まだまだ開発途上でイン率が悪いファーストサーブ、更には正確性が十分ではないフォアショットをもってしてもこの成績を成し遂げている事も大きく、つまりはまだまだよくなる余地を残しているという事です

 これは威力あるバックハンドを中心に、試合の組み立てに関する試合勘を急速に戻してきた事につきます。敗れはしましたがジョコビッチ2連戦でも質の悪いテニスはしておらず、クレイコートに入ってからは試合にはしっかり入れています。

 錦織の課題はその集中力の持続であり、グランドスラムの長丁場でしかも、怪我明け初の5セットマッチは本人にとっても挑戦となります。

 

 ドロー的には2回戦の対戦可能性のあるペールが早くも鬼門です。彼との成績の相性は悪いです。その原因は試合中にペースを乱すような仕草を見せる事もそうですが、見た目の容姿に対する意外なほどのバックハンド精度の高さです。錦織もバックハンドは正確ですがペールはそこに威力が加わっており、その二面性を含めて錦織との相性の悪さに繋がっている帰来があります。更にはペールは地元フランスの声援を一斉に浴びます。全仏は他のコートに比べても客の声援の格差がある会場であり、かなりのアウエーの中の試合となります。

 まずは序盤戦をしっかり勝っていけるかどうかでしょう。

 

杉田 連敗脱出にも相手は経験豊富な格上選手

 ここまで8大会連続の初戦敗退となっており、試合展開でいけそうな時に取れずにずるずると負ける試合を続けているうちに、試合の質も悪化しています。ラケットに当たるシーンも出てきており、本人自体の焦りも見えますが、これは予想の範疇であり、実力に対して実際のランキングよりも高い位置に居たという事が改めてわかる状況です。

 初戦の相手はセバイオスですが、昨年4回戦まで進出しており、サーブ、プレイスピードや経験全てがセバイオスが上回っています。ランキングは下でも厳しい試合となるでしょう。

 杉田は自分のランキングをあまりみないで本来の自分のテニスをやるという原点に立ち返って今後数大会は試合ができるかどうかがランキングを大きく落とさない部分にかかってきます。現状それがしっかりできて70位台に留まれるかどうかという所であり、このままですとハードコートシーズンに入る前に100位近辺まで下がってしまいます

 

西岡 全豪の再現はなるか?

 現在のランキングは260位台。チャレンジャーの予選に出るような状況でなかなか成績が上がってきていません。本人には焦りがないと言えば嘘となるでしょう。回復には時間を要するかもしれません。

 そんな中で1回戦は曲者ベルダスコとの対戦で、勝つ可能性は高くはないでしょう。とはいえ全豪では同程度のシードのコールシュライバーに粘り勝ちをしました。西岡の信条の粘りを見せてここでもアップセットできれば今度のチャレンジャー大会への自信ともなっていくでしょう。

 実力的にはこの位置にいる選手ではないため、焦らずとはいえ、しっかりここでポイントや自信を回復していきたい所です。

 


 


 

テレビ放送

民放

テレビ東京

 全国区ネットではないテレビ東京では、注目試合、及び日本人選手の試合を放送の事です。ただし、試合時間が流動的であり、ライブ対応は限定的となりそうです。

 

CS系

WOWOW、WOWOWオンデマンド 

 グランドスラムの試合はWOWOWが放映権を握っており、日本人選手を中心に注目試合を放送する予定です。

 また、パソコンやタブレットなどでの3チャンネルのオンデマンド放送にも対応しています。

 また、WOWOWオンデマンドは5月末日までに基本無料のキャンペーン中となっており、1回戦全てと2回戦の一部の試合が無料で視聴が可能となります

   

 


 

試合結果

 

1回戦

 

トップシード

 シード1~8の選手は順当に勝ち上がっています。

 この中でナダル選手はややもたついた印象ですが、グランドスラムの入りはいつもこのような形で問題を感じません。

 ゴファンは実力者ロビン・ハーセが相手とあり大苦戦ししましたが、徐々に立て直すとファイナルセットはベーグルで〆ました。

セカンドシード 

 シード14のジャック・ソックがLLのソップに初戦敗退に追い込まれました。とは言え、全豪でも杉田に初戦敗退、昨年もファイナルに進出したもののグランドスラムは4大会で3勝と全く結果を残しておらず、波乱とは言い難いです。

 その他のシード選手はサスペンデットのベルディヒがリードされている以外は順当な勝ち上がりです。

 

 その他では復帰に苦しむワウリンカが初戦でガルシア・ロペスにフルセットの末に敗れました。

 これでワウリンカは大量の710ポイントのポイント喪失となり、一気に200位近くまでランキングを落とす事になります。本人はチャレンジャーでも何でも出ると公言していますが、彼ほどの実績のある選手であれば出場を表明すればWCを貰えるはずですし、WCとはそういう風な使われ方をするべきかと思います。

 

2回戦

トップシード

 2回戦でもトップ1~8は全て勝ち残りました。

 この中で、ディミトロフとズべレフが1-2とセットカウントをリードされる展開から双方逆転しました。特にディミトロフの場合は相手の体力が尽きたのが勝因となりました。

 次世代対決のティエム対チチパスはティエムの貫禄勝ちでした。

 

セカンドシード

 シード12のクエリーが地元シモンに敗れましたが、大きな波乱はなく勝ち上がっています。

 

3回戦

 ここからはシードを倒しての勝ち上がりか、シード選手同士の対決となり、見ごたえがぐっと高くなります。

 Aブロックではナダルが順当にセットを落とさず勝ち上がり、シュワルツマンやアンダーソンも安定した勝ち上がりを見せています。

 Bブロックではチリッチが順当に、フォニーニが勢いのあるエドマンドを破り、クレイを得意とはしていないイズナーやデルポトロも勝ち上がっています。

 Cブロックではジョコビッチがバウティスタをセットを取られながらも退け、ゴファンはモンフィスに3度のマッチポイントを許しながらもモンフィスがフィジカルに問題を来たすと逆転でこれを制した一方、カレーニョブスタがチェッキナートにまさかの苦杯を舐め、ディミトロフはベルダスコに完敗しました。

 Dブロックはティエム、錦織が順当に勝ち上がり、ズべレフはジュムホールに追い込まれながらもフルセットの末4時間近い戦いを制し、地元プイユはハチャノフの前によい所なく完敗しました。

 

4回戦

 4回戦は注目のカードが目白押しとなりました。 

 ボトムからスタートした対戦は、ティエム対錦織の対戦では錦織が序盤に動揺する間にティエムが走り切って最後は押し切った形で勝利。

 ズべレフはハチャノフに追い込まれるも3試合連続のフルセットで勝利、ジョコビッチがベルダスコとのややもたついた試合を抜け出し、ゴファンはクレーコーターのチェッキナートの前に押され、更には首、足首などの複数個所の負傷、並びに順延での疲れもあり敗れました。

 

 ナダルはマーテラーの挑戦を受け、タイブレークのセットを要しながらも貫禄のストレート勝利、デルポトロがイズナーのサーブに対応してのストレート勝利を収めます。

 チリッチはフォニーニの出入りの激しいプレイで2セットアップを追いつかれながらも最後は上位常連の意地と安定感で勝利した一方、圧倒的に試合を支配していたアンダーソンは2セットアップ、更にはサービンフォーザマッチを2度も迎えながらもその双方を落とし、ファイナルセットでは1度もキープできず自身のサービスを4連続で失うなど急激な失速によりシュワルツマンの大逆転を許しました。

 

QF準々決勝

 

 

SF準決勝

 

 

F決勝

 

 

 

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