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2018 全英 ウインブルドン シード発表 錦織はトップシードと対戦の可能性

 6月27日(水)、2018年ウインブルドンのシード順が発表されました。

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シード順(括弧は現在のランキング)

 

 1 ラファエル・ナダル (1)

 2 ロジャー・フェデラー (2)

 3 マリン・チリッチ (5)

 4 アレクサンダー・ズべレフ (3)

 5 ファン・マルティン・デルポトロ (4)

 6 グリゴール・ディミトロフ (6)

 7 ドミニク・ティエム (7)

 8 ケヴィン・アンダーソン (8)

 9 ジョン・イズナー (10)

10 ダヴィド・ゴファン (9)

11 サム・クエリー (13)

12 ノバク・ジョコビッチ (17)

13 ミロシュ・ラオニッチ (32)

14 ロベルト・バウティスタ・アグート (14)

15 ディエゴ・シュワルツマン (11)

16 ニック・キリオス (19)

17 ボルナ・チョリッチ (21)

18 ルカ・プイユ (20)

19 ジャック・ソック (15)

20 ファビオ・フォニーニ (16)

21 パブロ・カレーニョブスタ (12)

22 カエル・エドマンド (18)

23 アドリアン・マナリノ (24)

24 リシャール・ガスケ (29)

25 錦織 圭 (27)

26 チョン・ヒョン (22)

27 フィリップ・コールシュライバー (25)

28 デニス・シャポバロフ (26)

29 ダミアーノ・ジュムホール (30)

30 フィリップ・クライノビッチ (28)

31 マルコ・チェッキナート (31)

32 フェルナンド・ベルダスコ (33)

 

ウインブルドンはシード計算方法が特殊

 

 シード順の計算はグランドスラムでも例外なく、ランキングがそのまま反映されるのが普通ですが、ウインブルドンだけは特殊な計算方法が取られます。

 

 1 現在のランキングポイント

 2 昨年の芝シーズンのランキングポイント×1

 3 2年前の芝シーズンで最も多い大会での獲得ポイント×0.75

 

 上記3つの合算によりポイントが計算され、シード順となります。

 今回で言えば、ランキング3位のズべレフやランキング4位のデルポトロより5位のチリッチが上位シードとなっていますが、チリッチは昨年のウインブルドンで決勝進出しており、この1200ポイントが大きく作用し、シード3を獲得しています。

 その他でもジョコビッチやラオニッチが大きく落ちたランキングの割に上位シードとなっている事や、昨年の全仏の怪我で芝シーズンを棒に振ったゴファンやカレーニョブスタが大きくシード順を落としているのも、ウインブルドンのシード順決定方法が大きく作用しています。

 

錦織選手のシード対戦相手

 

 今回錦織選手はシード25にランクされました。これは非常に厳しい事になります。

 シードの組合せの決定は、1~8位と25位~32位が3回戦で当たる組合せとなります。従って、3回戦でトップシードの選手の面々との対戦が避けられないという事を示します。

 トップシードで現在の状況を見ますと、フェデラー、チリッチ、デルポトロ、ズべレフ、アンダーソン当りはコートの相性を考えると部が悪いでしょう。

 これに対して、現在調子を落としているディミトロフか、芝に全くアジャストしていないティエムの2選手を引ければ可能性はあるかといった所でしょうか。

 ナダルに関しては大会を勝ち抜くフィジカルを取り戻していると厳しい相手には違いありませんが、まだ何の発表もありません。

 

ドロー発表は、日本時間の金曜日未明

 

 現在ウインブルドンの予選2回戦が行われていますが、残念ながら男子シングルスの日本勢は全て敗退しています。

 そのドロー発表に関しては、6月30日日本時間金曜日未明となっています。

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