イングランドプレミアリーグ Jsports、スカパー視聴 来年の契約は期待できない現状
イングランドプレミアリーグはチェルシーが独走しているとはいえ、不安要素もありますし、CL争いはし烈です。尚且つ昨年優勝のレスターは降格してしまうのか?等々見所が満載で、ショービジネスとしてかなり優秀なスポーツビジネスモデルです。
スカパー、Jsportsの権威が著しく落ちて行っている
現時点ではプレミアリーグを見るとすればまだスカパー契約かJsportsをスターキャットなどのセットで契約してる人が多いと見受けます。
しかし、昨年の夏から様相が様変わりしました。
全試合ライブ中継で見逃し放送にも1週間対応しているスポナビライブがプレミアの放映権を取りました。
そしてその放映権のおこぼれ的な存在に、スカパーやJspotsが成り下がりました。
これまでのJSPOTSのプレミア放送
昨年まで:毎節 5試合以上
今年 :毎節 2試合
上記に変更しました。
このようなスポーツ観戦は鮮度が命ですのライブ放送が減るだけでかなり価値が落ちます。
しかし、それでも当初は注目カードにはしっかりお金をかけて、肝となる試合をしっかりライブ放送してくれたのですが、、、
「バイエルン対ドルトムント」の突如の放送停止
一番最初にCS視聴者を驚かせたのは、おそらくは、
「バイエルン対ドルトムント」のライブ放送
これが、当初は番組表に乗っていたにもかかわらず、数日前に「放映権の事情により〇〇〇戦に差し替えて放送します。」となりました。
フンデスリーグに関して言えば、バイエルンの1強状態で、リーグとしてのショービジネス的にはプレミアに大きく劣るのですが、それでもこの1戦はフンデスの実質1位2位の実力チームの対決、及び日本代表の香川選手が在籍してる事もあり、視聴率を期待できる試合だったのですが、その権利を取れなかったという事です。
この影響は余りにも大きく、視聴者の失望及び怒りを買う現象となりました。
スポーツナビ以外に放映権を取られる醜態
巨大な契約料で放映権を取られてる時点で厳しいのですが、単一試合の契約としても試合の放映権を取れなくなりました。
その代表的な試合が、2月初旬に行われた、「リバプール対トッテナム」の試合でした。
他の有力な組み合わせがなく、いままでなら間違いなくライブ放送の対象だったにもかかわらず、jspotsのライブ放送枠に入らない所か、フジテレビNEXTに取られてしまいました。
決定打となりそうな26節の放送内容
そして、今週行われる第26節の放送内容は余りにも契約者を憤慨させる内容と思います。
先週FAカップによりリーグ戦が2週間なく、久しぶりの開催で視聴者も待っていた週末かと思います。
にもかかわらず、週末に行われる7試合に関してはライブ放送は0という驚きの発表です。そして、月曜日の深夜というアジア圏内では視聴数が伸びずに「契約料が安いと思われる」試合のみライブ放送となっております。
その他の試合は全て録画ですが、、、所々の試合に「休」マークがついてます。
これは、その放送が事情により放送できなくなるかもしれないというマークらしいですが、日を追えば追う程に、注目試合が見れなくなるというこの現状を視聴者が惰性で受け入れてくれるのを期待しているのでしょうか?
この状況を見る限りでは来年以降まともな放送枠を取れる未来図が予想できません。
FOOTで繋いでいた視聴者の限界は近い
それでもまだ契約している(私を含み)人は、恐らくは平日の夜に行われるサッカー情報番組「FOOT」の放送が面白いという事もあり契約していた人が多いと感じますが、その内容も年を追うごとに縮小されている現状です。
既にスポナビにある程度の流出が起こってますが、加速度的に移行するのはもう間違いない現状と言えるでしょう。
しかし、それが時代の流れかもしれないです。
今までありがとうというべき時かもしれません。